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欧州

2026.06.25 12:30

ロシアに戦いを挑むベラルーシの反体制派「サイバーパルチザン」

ロシアの侵攻からウクライナを防衛するベラルーシ人志願兵から成る「カストゥシ・カリノウスキ連隊」のパベル・シュルメイ司令官。2024年11月27日撮影(Artur Widak/NurPhoto via Getty Images)

ベラルーシ人志願兵の多くは単にウクライナを防衛するだけでなく、ロシアの敗北こそが自国の政治変革の前提条件になると捉えている。シュルメイ司令官は「ウクライナの勝利はベラルーシの勝利だ。ロシアが敗北して初めて、ルカシェンコ大統領を退陣させることができる」と強調した。

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同司令官は、サイバーパルチザンがベラルーシの志願兵を実践的に支援していると説明した。「サイバーパルチザンは大きな助けになっている。同グループはあらゆる情報を検証することができるため、情報を確認する必要がある時はサイバーパルチザンに頼ることにしている」

ベラルーシ政府はこの脅威を深刻に受け止めている。同国のシンクタンク「新思想センター」のアレシャ・ルドニク所長によると、ベラルーシ当局はウクライナを支援したとして告発された市民に対し数百件の刑事事件を立件しており、軍事活動やベラルーシ人志願兵への支援に関与した活動家を標的にしている。ベラルーシの反体制派指導者らは最近、同国政府が軍事費の増額や徴兵の拡大、ロシアの防衛産業との統合強化を通じて、戦時体制に移行しつつあると警告した。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はルカシェンコ大統領に対し、ロシア軍の無人機(ドローン)攻撃の誘導に利用されているとみられる設備の撤去を求める最後通牒を突きつけた。スロバキアの元外交官で政治評論家のバラージ・ヤラビクは17日、学術誌カーネギー・ポリティカに寄稿した論説の中で、ベラルーシに対するウクライナの強硬な姿勢は、東欧の将来の安全保障の秩序を形成し、ルカシェンコ政権との関係正常化の動きに抵抗しようとする試みを反映していると論じた。

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多くのベラルーシの反体制派にとって、ロシアは自国の将来に対する最大の脅威となっている。サイバーパルチザンはロシアを注視している。シェメトベツ広報担当は、「ロシアがベラルーシの主権に対する実質的な脅威でなくなれば、再びベラルーシに焦点を戻す意向だ」と説明した。

forbes.com 原文

翻訳・編集=安藤清香

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