4. 欧州で27年ぶりの皆既日食
この夏、特筆すべきイベントは、8月12日(日本時間13日未明)に起こる皆既日食だ。グリーンランド東部、アイスランド西部、スペイン北部で観測できる。欧州本土で皆既日食が見られるのは1999年以来で、欧州の他の地域やアフリカ、北米の一部では部分日食となる(日本では残念ながら見られない)。
5. ペルセウス座流星群が極大
8月12日夜~13日未明に「ペルセウス座流星群」が見ごろを迎える。極大時刻は日本時間13日午前11時頃とみられているが、その直前の13日未明に新月の瞬間「朔」が訪れるため、闇夜の中で多くの流星が見られそうだ。月明かりが邪魔にならないので、1時間に数十個の流れ星が期待できる。
6. 「宵の明星」の金星が見ごろ
8月15日、金星が「東方最大離角」となり、日の入り後の西の低空でいっそう明るく輝く。地球からの見かけの位置が太陽から最も離れるため、黄昏が降りてくる空にいち早く見つけられる。金星は今、地球に近づいてきているところだ。小型望遠鏡で見ると、ちょうど半分が光っているのが確認できる。
7. 「スタージョンムーン」の月食
夏の締めくくりは、北南米、欧州、アフリカで8月27日~28日に見られる月食だ。8月の満月「スタージョンムーン(チョウザメ月)」の実に約96%が地球の影に入って赤みがかった錆色に染まり、ほぼ皆既月食に近い現象となる(日本からは見えない)。


