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リーダーシップ

2026.06.27 09:15

部下をねぎらえない管理職のリアル、ハラスメントを恐れる上司の葛藤

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部下をねぎらいたいと思いながら、実際には言葉にできなかった経験を持つ管理職は、少なくないようだ。組織課題の解決を支援するUniposが、30〜69歳の管理職層を対象に実施した調査が、その実態を浮かび上がらせた。

必要と知りながら言えない葛藤

調査でまず確認されたのは、認識と行動のギャップだ。「上司から部下へのねぎらいは必要」と答えた管理職は73.3%にのぼる一方、「ねぎらいたいと思ったにもかかわらず、実際には行わなかった経験がある」と回答した人は38.4%だった。30代男性に限っていうと42.5%にはね上がる。必要性を感じながらも、実践できていない管理職が一定数存在していることがわかる。

ねぎらいができなかった理由として最も多く挙げられたのは「タイミングが合わなかった」(37.1%)で、続いて「特に理由はない」(25.2%)、「忙しくて伝える余裕がなかった」(20.3%)が続く。

さらに「何と言えばよいかわからない」「大げさに受け取られそう」「上から目線に見られそう」といった声もあり、伝え方そのものへの迷いが言葉を遠ざけている様子もうかがえる。

では、なぜ言えないのだろうか。ねぎらいが「難しくなった」と感じる理由を尋ねると、「ハラスメントと受け取られることへの懸念」が42.1%で最も多く、特に50代でその傾向が強い。次いで「部下との価値観や世代・コミュニケーションスタイルの違い」(32.0%)、「ねぎらいに対する期待値が人によって異なる」(18.5%)が続く。「良かれと思って伝えた言葉」が誤解を招くかもしれないという不安が、管理職の口をふさいでいるという実情もあるだ。

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文=池田美樹

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