届かない言葉が生む認識のずれ
こうした管理職の存在は、部下側にどう映っているのだろうか。「評価されていない/ねぎらわれていない」と感じたことを理由に転職を考えた経験がある人は39.6%と多い。特に30代男性では44.7%と全体平均を上回っており、若手から中堅にかけての層で傾向が強く出ている。

部下にとってのねぎらいは、単なる上司からの感謝の言葉というだけではなく、組織に「自分の働きが見られているか」「努力や貢献が認められているか」を確かめる手がかりになっているようだ。
管理職は「良かれと思っても言えない」と感じ、部下は「見てもらえていない」と受け取る。この認識のすれ違いが積み重なっていけば、組織にとって大きな影響が出ることが示唆される結果となった。
働き方や価値観が多様化する今、部下へのねぎらいを重要なテーマとして組織で再認識することが、マネジメント上、必要になってきているのかもしれない。
【調査概要】
調査対象:全国の30〜69歳管理職(従業員30名以上の企業勤務・部下あり)800人
調査期間:2026年3月26日〜3月30日
調査方法:Webアンケート調査
出典:Unipos


