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北米

2026.06.24 12:00

「トランプを信頼しない」世界で76% プーチンや習近平よりも低評価

ドナルド・トランプ米大統領。2026年6月17日、フランス東部エビアン(Anna Moneymaker/Getty Images)

ドナルド・トランプ米大統領。2026年6月17日、フランス東部エビアン(Anna Moneymaker/Getty Images)

米調査機関ピュー・リサーチ・センターが世界の36カ国・地域を対象に実施した新たな調査によると、国際問題への対応でドナルド・トランプ米大統領を信頼しないと答えた人の割合は76%に達した。米国を信頼できるパートナーと回答した人も半分にとどまった。

米国自体への見方も悪化

ピュー・リサーチ・センターは各国・地域の成人計4万2151人を対象に調査を実施し、23日に結果を公表した。それによると、「国際問題に関してトランプが正しいことをすると信頼する」と回答した人は、中央値でわずか23%だった。米国を好意的にみていると答えた人の割合も37%にとどまり、50%は米国を信頼できるパートナーでないとした。

国・地域別でトランプへの信頼度が最も高かったのはフィリピンの68%。最も低かったのはパレスチナ(調査対象はヨルダン川西岸と東エルサレム)の4%だった。

米国を信頼できるパートナーとみる回答者の割合は、ジョー・バイデン前政権時の2022年に比べ多くの国で急落している。スウェーデンでは83%から31%に、カナダでは83%から35%に、フランスでは62%から27%に、日本では76%から59%に低下した。

米国を好意的にみる人の割合が半分を超えた国は7カ国にとどまり、最も高かったのはイスラエルの81%だった。

英国、スペイン、ドイツ、フランスでのトランプの信頼度は、第1次政権末期よりはわずかに高く、ジョージ・W・ブッシュ元米大統領の2期目末期と同程度となっている。バイデンやバラク・オバマ元米大統領の信頼度よりは著しく低い。

各国・地域の中央値で74%はトランプのイラン対応を支持しないと回答し、トランプの関税政策を支持しないと答えた人も77%にのぼった。

中ロの指導者よりも低い信頼度

ピュー・リサーチ・センターがこの調査で評価を尋ねた世界の首脳6人のうち、トランプよりも信頼度が低かったのはイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相だけだった。ネタニヤフの信頼度は中央値で18%だった。

ほかの首脳4人の信頼度は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が31%、中国の習近平国家主席が34%、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領が35%、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が43%となっている。

国内での支持率は

米紙ニューヨーク・タイムズによると、米国内でのトランプの支持率は足元で38%、不支持率は58%。調査会社ギャラップによれば、この時期の支持率としては第1次政権やバイデンの2期目(いずれも約40%)とほぼ同じだ。

トランプの平均支持率は、米国によるイラン攻撃前の2月末時点の41%から低下しており、2期目就任当初の52%からも下落している。トランプの支持率は2025年4月2日のいわゆる「解放の日関税」の発表後に下落し、同月初めに48%あったのが月末には44%まで落ち込んだ。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

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