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2026.06.24 09:00

スペースXの株価、一時初値の150ドル割れ──上場後初

Samuel Boivin/NurPhoto via Getty Images

Samuel Boivin/NurPhoto via Getty Images

スペースX株の停滞は米国時間6月23日にも続いた。同社の株価は一時、上場初日の初値である150ドルを割り込み、これまでの記録的な急騰による利益が帳消しとなった。

23日の取引開始直後、スペースXの株価は一時149ドルまで下落した。しかし、その後は下げ幅を縮小し、1.3%高の156ドル近辺まで買い戻されている。

この日の日中安値で計算すると、スペースXの株価は16日に付けた最高値の225.64ドルから34%近く下落したことになる。同社の株価はこの最高値を境に、22日の16.4%安を含む3営業日連続の続落に見舞われていた。

スペースX株は12日に150ドルで上場した後、3営業日連続の急騰を見せていた。2営業日連続で19%高の急騰となり、続く16日にも4.8%の上昇を記録している。

23日の日中安値までの続落で、スペースXの時価総額は約1兆ドル(約161兆円。1ドル=161円換算)減少し、以前の2兆9000億ドル(約466.9兆円)から2兆ドル(約322兆円)をわずかに下回る水準まで落ち込んだ。スペースXは先週、一時的にアマゾンやマイクロソフトを抜いて時価総額第4位の企業に浮上していたが、現在はブロードコム(約289.8兆円)を上回る第7位に位置している。

半導体やメモリー関連の銘柄が世界の株式市場の重荷に

23日は半導体やメモリー関連の銘柄が世界の株式市場の重荷となり、ダウ平均が0.1%安、S&P500とナスダックがそれぞれ0.9%安、1.3%安となった。ハイテク比率の高いナスダックではマイクロンテクノロジーが9.2%安と急落して全体の下げを主導し、テスラ(4.1%安)とエヌビディア(2.5%安)がこれに続いた。

JPモルガンのアナリストらは、24日に予定されているマイクロンの決算発表を前にした「不安」が売りのきっかけになった可能性があると指摘している。ウェドブッシュのアナリストであるダン・アイブズも、「主要なメモリー半導体関連株の取引において神経質な動きがさらに強まっている」と言及した。マイクロンの動向はAI需要の強さを測るバロメーターとみなされており、世界の株式市場は「根性が試される正念場」を迎えているとした。

イーロン・マスクの推定資産額が約6.71兆円減少

フォーブスの推計によると、スペースXの株価が一時的に下落したことで、イーロン・マスクの推定資産額は約417億ドル(約6.71兆円)減少し、1兆ドル(約161兆円)をわずかに上回る水準となった。彼は依然として世界一の大富豪の座を独走しており、2位以下に位置するグーグル共同創業者のラリー・ペイジ(約45.03兆円)やセルゲイ・ブリン(約41.54兆円)を大きく引き離している。

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翻訳=江津拓哉

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