コアウィーブ(CRWV)
コアウィーブ(CoreWeave)は、自社で構築・運営するデータセンターを基盤としたAI特化型クラウドサービスを提供している。同社は高性能GPUクラスターと、AIの開発、トレーニング、デプロイメント、モニタリングを支援するマネージドソフトウェアプラットフォームを貸し出している。
・時価総額:556億ドル(約8兆9800億円)
・株価:100.39ドル
・IPO日:2025年3月31日
・IPO以降の年率リターン:127%
●IPO以降のパフォーマンス
CRWV株はIPO以降、累積で160%、年率換算で127%上昇している。
コアウィーブは2025年に売上高51億ドル(約8240億円)、2026年3月31日までの12カ月間で62億ドル(約1兆円)を計上し、130%の成長を遂げた。同社はまだ黒字化していない。2025年の希薄化後1株当たり損失は2.81ドルで、直近12カ月間では損失が3.11ドルに拡大した。3月までの12カ月間で約60億ドル(約9690億円)の営業キャッシュフローを生み出したが、同期間の設備投資は160億ドルを超えた。
●アナリストの見解
コンセンサスではコアウィーブに「買い」評価が付けられ、今後12カ月間で約29%の上昇余地があるとされている。ただし、コンセンサス内でも見解は分かれている。CRWVには少なくとも19の「強い買い」評価と1つの「強い売り」評価がある。約12人のアナリストは「保有」とより穏健な姿勢を取っている。
テンパスAI(TEM)
テンパスAI(Tempus AI)はヘルスケア分野に人工知能を応用している。同社は医師のワークフローを効率化し、臨床データや分子データへのアクセスを提供するソフトウェアを運営している。また、ゲノムシーケンシングや分子検査も実施している。
・時価総額:86億ドル(約1兆3900億円)
・株価:46.43ドル
・IPO日:2024年6月17日
・IPO以降の年率リターン:3.6%
●IPO以降のパフォーマンス
TEM株はIPO以降、累積で8.5%、年率換算で3.6%上昇している。
テンパスAIは、2024年から2026年3月31日までの12カ月間で年間売上高をほぼ2倍に伸ばした。同期間に、希薄化後1株当たり損失も6.23ドルから1.72ドルに縮小した。2026年の調整後EBITDAは6500万ドル(約105億円)の黒字が見込まれているが、GAAP基準での黒字化時期については明示されていない。
同社は第1四半期末時点で5億2100万ドル(約841億円)の現金および現金同等物を保有している。5月、テンパスAIは3億5000万ドル(約565億円)の転換社債発行を含む資本再構築を発表した。
●アナリストの見解
TEMのコンセンサス目標株価は今後12カ月間で約38%の上昇余地を示唆しており、平均評価は「買い」である。少なくとも8人のアナリストがTEMを「強い買い」と評価し、少なくとも1人が「強い売り」と評価している。


