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テクノロジー

2026.06.30 13:00

フィジカルAIの隆盛──次なる技術革命を担う11社

Photo by VCG/VCG via Getty Images

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フィジカルAI(物理的世界で動くAI)は、人工知能を画面やソフトウェアの中から、ロボット、ドローン、自動運転車、知能を備えた機械へと送り出しつつある。

AIは画面を飛び出し、現実の世界へと進出し始めている。

ここ数年、AIをめぐる議論の多くは、チャットボット、コパイロット(作業を補助するAI)、そしてテキスト・画像・コードを生成するツールに集中してきた。次の波はそれとは違う。周囲を感知し、自ら判断を下し、現実世界で行動する機械が主役になる。

それがフィジカルAI、別名エンボディドAI(身体性を備えたAI)が描く未来だ。人と並んで働けるヒューマノイドロボット、自動運転車、倉庫用機械、ドローン、知能化された産業システムを思い浮かべてほしい。

イーロン・マスクは、この技術が貧困の解決に役立ち、誰もが幸せに暮らせる世界をつくり出すかもしれないと語ってきた。あまりに楽観的に聞こえるかもしれないし、マスクの場合は実際にそうであることも多い。だが、その根底にある変化は本物だ。フィジカルAIは産業を作り変え、働き方を変え、経済の動き方そのものを変える可能性を秘めている。

この流れがどこへ向かうのかを知るには、いままさにこうした機械をつくっている企業に目を向ける必要がある。工場や倉庫で働くロボットを生み出している企業もあれば、ロボタクシー、ドローン、家庭用ヘルパー、あるいは知能機械を大量に訓練するためのソフトウェア基盤を開発している企業もある。

技術、ビジネス、社会の未来に関心を持つ人なら誰もが注目すべき主要企業を、以下に挙げる。

1Xテクノロジーズ

この企業は「ソフト」なロボットで他社との違いを打ち出してきた。そう呼ばれるのは、布地でできた柔らかな外観を持つからだけでなく、人間と安全に触れ合えることを重視しているからだ。同社は、こうした特徴が家庭やパートナーとしての用途で支持を集めると期待している。そもそも、ロボットが硬く金属質でなければならない理由はない。同社は最近、米国の新工場の稼働初年度に1万台のロボットを製造する計画を発表した。

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翻訳=酒匂寛

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