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宇宙

2026.06.23 15:00

すばると火星の共演を見よう 月と「さそりの心臓」が大接近し、小惑星が地球をかすめる今週の夜空

赤い火星と青く輝くおうし座のプレアデス星団(すばる、M45)。2021年3月3日撮影(Alan Dyer/VW Pics/Universal Images Group via Getty Images)

小惑星が地球をかすめて通過

6月27日(土)に、地球近傍小惑星「152637(1997 NC1)」が地球に接近・通過する。最接近時の地球からの距離は約260万kmで、地球と月の平均距離の約6.7倍なので、まったく危険はない。小惑星の直径は710~1600mと推定されており、このサイズの小惑星が地球に接近するのはなかなかないことだ。

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地球近傍小惑星「152637(1997 NC1)」。2026年6月19日撮影(Gianluca Masi, The Virtual Telescope Project (www.virtualtelescope.eu))
地球近傍小惑星「152637(1997 NC1)」。2026年6月19日撮影(Gianluca Masi, The Virtual Telescope Project (www.virtualtelescope.eu))

天体観測サイトVirtual Telescope Projectは、日本時間6月27日(土)と28日(日)の午前8時からオンライン観測会の模様を配信する。

「夏の大三角」が月明かりに負けず輝く

月明かりの明るい夜でも、北半球の夏を代表する星たちの姿ははっきり確認できる。ひときわ明るいこと座の1等星ベガは夜ごと東の空で高度を上げ、すぐにはくちょう座のデネブとわし座のアルタイルも仲間入りする。3つの星は「夏の大三角」を形づくり、夏の夜空の主役として10月まで輝き続ける。

はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガが形づくる「夏の大三角」(stock.adobe.com)
はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガが形づくる「夏の大三角」(stock.adobe.com)

今週の星座:さそり座

南の空の低いところに位置するさそり座は、密度が高く豊かな夜空の領域の在りかを私たちに教えてくれる。鮮やかな赤い色をした主星アンタレスを見つけるのは、そう難しいことではない(しかも上で述べたとおり今週は月が道しるべとなる)。この星は「さそりの心臓」だ。北半球では空高く昇ることは決してないが、それも魅力となっている。

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さそり座を眺めるとき、あなたは天の川銀河の最深部を見ている。それは夜空で最も星が密集している領域のひとつだ。

地平線上のさそり座(中央下)とてんびん座(右)。左側にはへびつかい座の一部と、天の川銀河の最も暗い領域である巨大な暗黒星雲「天の川の跳ね馬(Dark Horse)」が見える(Alan Dyer/VWPics/Universal Images Group via Getty Images)
地平線上のさそり座(中央下)とてんびん座(右)。左側にはへびつかい座の一部と、天の川銀河の最も暗い領域である巨大な暗黒星雲「天の川の跳ね馬(Dark Horse)」が見える(Alan Dyer/VWPics/Universal Images Group via Getty Images)

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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