その背景にあるのが、ビジネスパーソンが抱える承認欲求だろう。大きな仕事を成し遂げた際に「誰かに自慢したい・認められたい」と少しでも思う層は全体の42.6%存在。そのうちの32.4%が、実際に「非公開アカウントや親しい友達限定で投稿した」と回答している。承認欲求に駆られた社員が閉鎖空間へ会社の情報を書き込み、それを友人がスクショして外部へ流出させるという、現代のSNS炎上における典型的なメカニズムがデータとして裏付けられた形だ。


では、企業はどのような対策を講じるべきか。今後、会社としてどのような対策があればSNS炎上を防げるかという問いに対し、最も多かった回答は「『どこまでがOKか』がわかるガイドラインの策定」で49.9%。次いで「社内でのSNS研修の定期的な受講」が38.9%、「最新の炎上事例(他社事例)の定期的な共有」が34.6%と続く。

従業員が求めているのは、SNSの利用を一方的に「一律禁止」とする規則ではなく、実態に即した明確な判断基準を設けること。企業は単に注意喚起の通達を出すだけでなく、具体的なガイドラインの提示や、継続的な教育機会の提供を通じて、従業員一人ひとりの当事者意識を根本から高めていく姿勢が求められる。
出典:エルプランニング「会社員のSNSリスク意識調査」より


