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経営・戦略

2026.06.23 12:30

スペースXがESG格付けで「最低評価」──何が問題視されているのか

Cheng Xin/Getty Images

Cheng Xin/Getty Images

株価指数の算出などを手がけるMSCIがスペースXに対してESG(環境・社会・ガバナンス)格付けで最低評価を付与した。これにより、スペースXはESG評価においてロシアと同等と位置づけられることとなった。また、6月初頭に記録的な上場を果たした同社が「重大な」リスクを管理できていないとの懸念も示されている。

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フィナンシャル・タイムズの報道によると、世界最大級の株式市場指数プロバイダーであるMSCIは、スペースXが米国時間6月11日に上場する前日に、7段階のサステナビリティ評価で最低となる「CCC」格付けを付与した。同社が「重大な」ESGのリスクにさらされていること、またその管理状況が「業界内で遅れをとっている」ことが指摘されている。

MSCIによると、CCC格付けは、管理措置が「極めて不十分」であり、現在または直近において「重大な」ESGをめぐる論争に関与した企業に与えられる。

スペースXは、MSCIの「論争(controversies)」評価において10点満点中1点となり、「オレンジフラッグ」が付与された。これは、1つ以上の「深刻な」論争に直接または間接的に関与しているとMSCIがみなしたことを意味する。なお、スコアが0点で「レッドフラッグ」が付与された企業は、現在進行中の1つ以上の「極めて深刻な」論争に直面している企業と定義されている。

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MSCIはスペースXのガバナンスについて10点満点中3.2点と評価した。この指標は10点満点からスタートし、同社が「コーポレートガバナンス上の問題」と表現する要素によって減点されていく仕組みだ。

スペースXはフォーブスからのコメント要請に即座に応じなかったが、マスクはXへの投稿でこれに反応し、「残念ながら、電気で駆動するロケットは実現不可能だ」と述べた。

上場後に急騰していたスペースXの株価は、22日朝の時点では10%以上下落しており、続落記録を3日に伸ばす可能性が出ている。

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翻訳=江津拓哉

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