アップルより先に動く、サムスンとグーグルの難題
サムスンとグーグルが具体的にどう動くかは、アップルにとって有益な市場情報となる。
裏を返せば、それは他社にとってのマイナス面でもある。報道によれば、サムスンは7月に次のスマートフォンを発表する可能性が高い。アップルが次世代機の正確な価格を明らかにするより、ほぼ2カ月も早い。たとえ「iPhone 17」シリーズがそれより前に値上げされるとしてもである。
グーグルの次期「Pixel」も、おそらく8月に発表される見込みだ。これもアップルより先になる。もちろん、これらの日程は変わりうる。
つまりサムスンとグーグルは、別の難題も抱えていることになる。もしアップルがすぐに値上げを実施しなかったり、アップルがそれを他の製品向けに温存したりした場合だ。例えばiPhone 18 ProはiPhone 17 Proと比べてそれほど高くないとなった場合、サムスンやグーグルの価格設定はより割高に見えてしまう可能性がある。
価格を最後に決められるアップルが優位を維持
さらに言えば、アップルは競合が発表した内容を踏まえて値上げ幅を調整できる。アップルの価格はキーノートまで発表されず、その開催時期の詳細はこちらで確認できる。
一方で、2027年春に登場が見込まれるベースモデルのiPhone 18は、これまで以上に「お買い得」に見える展開もあり得るだろう。とりわけ、コスト上昇の原因となってきた部品不足が、その頃までに緩和し始めていればなおさらだ。


