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食&酒

2026.07.02 16:00

米国のワイン造りは世界トップに比肩、世界最大の品評会で過去最高の成績

stock.adobe.com

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長年にわたり、米国産ワインは世界最高峰に並ぶ実力を静かに証明し続けてきた。今年で23回目を迎える世界最大のワインコンペティション「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)2026」において、その主張は力強く、説得力をもって示された。今回のコンペティションにおいて、米国は従来の記録を圧倒する成績を収めた。以下に、最高得点を獲得した米国産ワインの概要を紹介する。

米国最高のワイン

米国が獲得したメダルの中でも際立つのは、各部門の頂点である「ベスト・イン・ショー(最高賞)」2件、プラチナ5件、ゴールド32件だ。466件という総メダル数も、米国の最高記録をほぼ倍増させる成績だ。これは漸進的な成長ではなく、明確な意思表示である。DWWAは、比類なき審査の専門性と、マーケティングや評判に対して一切加点しない厳格で透明性の高いプロセスを標榜する、世界的な指標である。メダルの授与はすなわち、実力が評価された証拠なのだ。そして今年、米国産ワインは多くのメダルを勝ち取った。

まずカリフォルニア州が先頭を走り、名門ワイナリーの「クロ・デュ・ヴァル(Clos du Val)」が3年連続でベスト・イン・ショーを獲得した。今回の受賞作は「エサリアル スタッグス・リープ・ディストリクト 2023(Ethereal Stags Leap District 2023)」で、97点を記録した。プラチナメダル3件もカリフォルニアのワイナリーが獲得。「アヴィノドス ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット ロス・カーネロス 2022(AvinoDos Blanc de Blanc Extra Brut, Los Carneros 2022)」は、DWWAでプラチナを受賞した史上2本目の米国産スパークリングワインとなった。

新興生産者のブラッシュリー(Brashley)も「アシエンダ・セコイア ピノ・ノワール アンダーソン・ヴァレー 2023(Hacienda Sequoia Pinot Noir)」でプラチナを獲得し、注目を集めた。続いてゴールドが13件、さらに国内唯一の「トップ・バリュー・ゴールド賞(低価格帯の最高金賞)」が「エンジェルズ&カウボーイズ ロゼ ソノマ・カウンティ 2025(Angels & Cowboys Rosé, Sonoma County 2025)」に授与された。サン・ベニート・カウンティ西部に位置する政府公認のワイン産地(AVA)であるシエネガ・ヴァレーは、同州で最も古くからあるワイナリー「エデン・リフト」の2本のワインで初のゴールドメダルを祝った。同州中部のパソ・ロブレスは、2022年以来初めて最高ランクに返り咲いた。

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