【重要】会員機能一時停止とサイトメンテナンスのお知らせ

食&酒

2026.07.02 16:00

米国のワイン造りは世界トップに比肩、世界最大の品評会で過去最高の成績

stock.adobe.com

最高賞である「ベスト・イン・ショー」の獲得数では、オレゴン州がカリフォルニア州と肩を並べた。

advertisement

同地域を代表するワイナリー「ドメーヌ・セリーヌ」が「アスペクト ピノ・ノワール ダンディー・ヒルズ 2023( Aspect Pinot Noir, Dundee Hills 2023)」で国内2本目のベスト・イン・ショーを獲得し、同じく97点を記録した。オレゴンのピノ・ノワールは勢いを増し続け、世界的な競争力を確固たるものにしている。「アレクサナ・ワイナリー」は同じアペラシオン(産地)の「エステート・ピノ・ノワール(Estate Pinot Noir)」でプラチナを獲得した。ゴールド4件がオレゴンの受賞リストを彩ったが、その中には同州初の快挙も含まれる。「Bhnリースリング2023(Bhn Riesling 2023)」が、DWWAでゴールドを受賞した同州初のオレンジワインとなったのだ。

ワシントン州は過去最高のゴールドメダル獲得数を記録した。「エコーランズ・ワイナリー」が「ブルー・マウンテン・ヴィンヤード カベルネ・フラン ワラワラ・ヴァレー 2023(Blue Mountain Vineyard Cabernet Franc, Walla Walla Valley 2023)」でプラチナを獲得。この生産者は前年の2022年ヴィンテージでもプラチナを受賞している。ロイヤル・スロープとワルーク・スロープの両サブリージョン(小地区)が初のゴールドを獲得した。地域審査委員長を務めたマスター・ソムリエ(MS)のジェームズ・ティドウェル(James Tidwell)が指摘したように、ワシントンは特徴的な力強いスタイルで成果を出し続けている。

そしてテキサス州である。同州はDWWAで初のゴールドメダルを獲得。そして、そのワイン自体が同地のポテンシャルを示す重要なストーリーを語っている。品種別では、ソウザォンとタナ、テンプラニーリョがすべてメダルを獲得した。米国南西部と聞いて多くの人が連想するブドウ品種ではなく、イベリア半島や地中海地域の品種が結果を牽引したのだ。ティドウェルは「テキサスは期待を上回った」と率直に述べた。数十のエントリーがシルバーとブロンズに達し、複数がゴールドに輝いた。他地域のスタイルを模倣するのではなく、土地の気候風土(テロワール)に根ざした独自のアイデンティティを確立しつつあるワイン産業の姿は、ビジネスの観点からも極めて示唆に富んでいる。

advertisement
次ページ > 米国産ワインは、世界に確固たる地位を築いた

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事