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食&酒

2026.07.01 18:00

世界最大のワインコンペ、広島を含む「新世界の台頭」で勢力地図の塗り替えが進む

stock.adobe.com

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英国のワイン専門誌『デキャンター(Decanter)』が開催する「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)2026」の結果が発表された。

23回目を迎えた世界最大のワインコンペティションの歴史に、今回も世界最高峰のワインの数々が名を刻んだ。6カ国で記録が更新され、新たな産地が名乗りを上げる一方、重鎮たちもその実力を改めて示した。以下、DWWA2026で最高賞を獲得したワインの概要を紹介する。

DWWAはワイン審査の世界的基準である。あらゆるワインコンペティションの中で最大規模を誇り、最も厳格で透明性が高く、容赦なく競争が激しい。部門ごとに下位からブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナのメダルが授与され、最高峰のワインには「ベスト・イン・ショー(最高賞)」が贈られる。今年、ベスト・イン・ショーに輝いたのは審査対象ワインのわずか0.3%だった。この賞を獲得するということは、そのブドウ品種とカテゴリーにおける頂点に立つことを意味する。

世界最高のワイン

フランスが例年通り首位に立ったが、これは決して惰性ではない。ベスト・イン・ショーが16本、プラチナが42本、ゴールドが196本と、最上位メダルの合計が254本という結果は、コンペティション開始以来の最高成績である。

中でも、ブルゴーニュは世界で最も際立った産地となり、他のどの地域よりも多くのベスト・イン・ショーを獲得した。フランスはまた、20ドル(約3230円)未満の卓越したワインに贈られる唯一の「バリュー・プラチナ賞(低価格帯の最高賞)」も獲得した。伝統的な「旧世界(オールドワールド)」の品種が、今なお最高峰の栄冠を手にできる実力を持つことを証明した。

イタリアは最上位メダル144本で総合2位となり、ベスト・イン・ショーは6本、プラチナは29本だった。スペインは「酒精強化ワイン」「エレガントな白」「力強い赤」部門で合わせて5本のベスト・イン・ショーを獲得し、過去最高の成績を収めた。このラインアップは、スペインが国際ワイン界のトップ層に到達したことを物語っている。

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