ルビオの支持者とみられる大富豪たち
2016年の大統領選挙期間中、ルビオはウォール街や旧来エリート層からの支持を集めていた。その中にはオラクルのラリー・エリソン(推定資産約37.29兆円)、シタデルのケネス・グリフィン(同約8.31兆円)、自動車ディーラー業界のノーマン・ブレイマン(同約6279億円)らが含まれる。
NBCの報道によれば、今年2月にマー・ア・ラゴで夕食会が開かれた際、トランプが約25人の出席者に対して2028年の候補として誰を好むか尋ねた。この中には、ニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーである大富豪ロバート・クラフト(同約2.22兆円)やジョージア州の共和党知事候補リック・ジャクソン(同約1610億円)が含まれていた。
参加者の答えは、「ほぼ全会一致でマルコ(ルビオ)だった」という。ただし、別の匿名の出席者は「意見は均等に分かれていた」と述べている。トランプ陣営の高官は同メディアに対し、「マー・ア・ラゴの面々はヴァンスの支持層ではない」と指摘した。
昨年の夕食会でトランプから2人の比較を求められた際、ルパート・マードック(同約3.57兆円)はルビオを好んでいる様子だったという。アクシオスが入手した、マギー・ハーバーマン記者とジョナサン・スワン記者による著書『Regime Change』の抜粋によると、マードックはルビオを「極めて優秀」と評し、ヴァンスについては「偉大になる可能性を秘めている」と語った。
共和党全国委員会のジョー・グルーテルズ委員長はニューヨーク・タイムズに対し、「ヴァンスは将来の公職への出馬が噂されており、人々は今から彼との関係を構築し始めたいと考えている」と語り、ヴァンスについて「党の歴史上、おそらく最も成功した財務委員長だろう」と付け加えた。
ルビオとヴァンスはともにイラン紛争において重要な役割を果たしてきた。ヴァンスは仲介国との首席交渉官を務め、ルビオは意思決定チームの一員として機能した。両者は紛争を終結させたとして称賛を浴びる可能性がある一方、米国とイランが今週署名した和平合意が崩壊した場合には非難の矛先を向けられるリスクも背負っている。


