強気のアナリストはCursor買収を好感、年末までの株価上昇を予想
米投資銀行オッペンハイマーのアナリスト、ティモシー・ホランは、6月18日のノートでスペースXのCursor買収を高く評価した。この買収により年末までに株価が250ドルまで上昇し得ると主張した。これは従来の予想である190ドルからの上方修正となる。「この取引は双方にとって有益だ」とホランは記した。CursorはスペースXの計算能力にアクセスできる一方、スペースXはCursorのAI技術・エンジニアリング人材・学習データ・ユーザーベースを得るとも付け加えた。
マスクの資産は約10.92兆円減、なお世界一の富豪の座を維持
フォーブスの推計によると、スペースX株のさらなる下落によって、CEOイーロン・マスクの純資産は678億ドル(約10.92兆円)減少し、約1兆2000億ドル(約193.2兆円)となった。スペースXの3日連続上昇の中で、マスクの資産は1兆4000億ドル(約225.4兆円)超の過去最高を記録していた。それでもマスクは、グーグル共同創業者のラリー・ペイジ(3008億ドル[約48.43兆円])を大きく引き離し、世界一の富豪の座を維持している。
アナリストはスペースX株を過大評価と警告、ミーム株との見方も
スペースX株は、記録的な投資家需要に押し上げられ、3日連続上昇の間にIPO価格135ドルから50%急騰した。モーニングスターのアナリストはIPO前から、スペースX株の取引について投資家に警告を発してきた。アナリストは、スペースXが「著しく過大評価されている」とし、その時価総額はスペースXの「新規で未検証」とする技術に結びついていると指摘していた。
ピッチブックのフランコ・グランダは3月、スペースXは「ステロイドを打ったテスラ」のように取引される可能性があると記した。マスクの自動車メーカーの株は他のメガキャップ株の中でもしばしばボラティリティが高いからだ。
スイスクオートのアナリスト、イペク・オズカルデスカヤを含む他のアナリストは、スペースXが最新のミーム株として台頭したと主張している。オズカルデスカヤは、投資家がスペースXを「他の人も買って株価を押し上げるだろうという期待で」買っていると述べた。オズカルデスカヤはまた、スターリンク事業が宇宙探査への巨額支出を相殺できていないとして、スペースXが「キャッシュを燃やしている」と論じた。


