北米

2026.06.19 09:30

トランプ、ガソリン価格の下落を盾に和平合意の批判勢力を非難

Anna Moneymaker/Getty Images

Anna Moneymaker/Getty Images

ドナルド・トランプ大統領は米国時間6月18日、イラン紛争の終結に向けた和平合意を批判する勢力に対し、激しい非難を浴びせた。同時に、好調な株式市場と世界的な原油価格の下落を誇示した。この数時間前には、トランプとイラン大統領はホルムズ海峡の再開と軍事行為の終結に向けた暫定合意に署名していた。

トランプはフランスで開催された主要7カ国(G7)首脳会議から帰国の途に就く大統領専用機内からトゥルース・ソーシャルに投稿し、「私がイランに対して十分に強硬ではない」と考える批判勢力を「愚か者」と切り捨てた。

さらにトランプは、株式市場が「史上最高値」を更新したことを誇り、世界的な原油価格も「急落している」と述べた。その上で、今回の合意に疑問を呈する人々は「嫉妬しているか、悪人か、あるいは間抜けのいずれかだ」と述べている。

この投稿の数時間前には、トランプはフランスのベルサイユでイラン紛争の終結とホルムズ海峡の再開に向けた覚書に署名していた。

全米自動車協会のデータによると、18日の全米ガソリン平均価格は1ガロンあたり3.99ドルに下落し、約3カ月ぶりに4ドルを割り込んだ。ガソリン価格は5月に1ガロンあたり4.50ドルを超え、インフレ率を押し上げる要因となっていた。ただし、多少下落はしたものの、ガソリン価格は開戦前の水準を依然として1ドル以上上回っている。

国際原油指標の北海ブレント先物は18日、1バレルあたり77.8ドルに下落し、6月初頭の約94ドルから値を下げた。ただし、開戦前の水準である1バレルあたり約70ドルまでは値を戻していない。

暫定和平合意の発効を受け、18日の米国株式指数先物も上昇した。S&P500先物は約0.9%高の7558.50ポイントとなり、ダウ先物は0.5%高の5万2202ドルをつけた。ハイテク株比率の高いナスダック先物の上げ幅は最も大きく、1.5%を超えて上昇し、3万456.50ポイントを記録した。

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翻訳=江津拓哉

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