米国時間6月18日、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領が米国との暫定和平合意に署名した。この数時間前には、ドナルド・トランプ大統領も主要7カ国(G7)首脳会議の閉幕直後にフランスのベルサイユで同合意に署名していた。今回の合意は即時に発効され、封鎖されていたホルムズ海峡が再開されるとともに、イラン産原油の輸出に対する制裁も解除される。
トランプは17日夜、ベルサイユ宮殿でフランスのエマニュエル・マクロン大統領との夕食会に臨んだ際に覚書への署名を済ませていた。
マクロンが共有した署名時の動画の中では、「これは決して容易なことではなかった」と語るトランプの音声が確認できる。
米政府高官らはトランプの署名が入った文書の写真をイラン側に送付し、その後、イランの首都テヘランにてペゼシュキアンが署名したと報じられている。
イラン通信社(IRNA)は、署名風景の写真を公開するとともに、今回の覚書によって「米国とイスラエルによって仕掛けられた戦争」が終結すると表明した。
覚書への署名は当初、19日にスイスで行われる予定だった。しかし、仲介役を担ったパキスタンのシャバズ・シャリフ首相は、この合意が「即時効果をもって発効する」ことを明らかにしている。
シャリフは長文の声明を出し、ホルムズ海峡は「ただちに」再開され、米国はイランの港湾に対する「海上封鎖を即座に解除する」と述べた。
合意文書に書かれた文言をめぐる疑問や、水面下の交渉に対する批判が数日間にわたって続く中、米政府高官は17日夜、記者団との電話会見において覚書の詳細を読み上げた。イラン国営メディアもその概要を公表したが、その内容は米国側の説明と完全に一致している模様だ。
🚨 President Donald J. Trump has SIGNED the Iran Memorandum of Understanding at Versailles in France. 🇺🇸 pic.twitter.com/JQ6qlbvFAF
— The White House (@WhiteHouse) June 17, 2026



