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2026.06.18 08:00

スペースX株が約6%安、上場後初の下落

Silas Stein/picture alliance via Getty Images

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米国時間6月17日、スペースXの株価が先週の歴史的な上場以来初となる下落を記録した。時価総額でアマゾンを抜き、世界最大級の企業の一角に躍り出るきっかけとなった3営業日連続の連騰に一旦ブレーキがかかった形だ。

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17日朝の時点で、スペースX株は5.7%安の190ドル前後まで下落した。2営業日連続で19%を超える急騰を見せ、16日にも4.8%高を記録していたこれまでの勢いから、一転して下落に転じる展開となった。

この株価下落により、スペースXの時価総額は約2兆5000億ドル(約400兆円。1ドル=160円換算)へと減少した。同日の取引開始直後には、世界第4位の時価総額(約448兆円)を誇るマイクロソフトの背中を捉えかけていたものの、結局は再度アマゾンに第5位の座を明け渡す結果となった。

今回の下落は、過熱していた投資家からの需要が落ち着きを見せたことが要因とみられる。調査会社ヴァンダ・リサーチのアナリストは17日、スペースXが3営業日連続で個人投資家から最も買い付けられた銘柄になったと指摘した。その資金流入額は3億6980万ドル(約591億6800万円)に達し、エヌビディアの8820万ドル(約141億1200万円)に対して4倍以上の大差をつけている。同社のアナリストは、「スペースXに対する個人投資家の熱狂ぶりを形容する言葉は見当たらない」と報告書に記した。

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スペースXの新規株式公開(IPO)に対する買い需要は3500億ドル(約56兆円)を突破し、調達額は850億ドル(約13.6兆円)に達した。もっとも、一部のアナリストは今後の株価の激しい値動きの可能性に警鐘を鳴らしている。フロリダ大学のファイナンス教授であるジェイ・リッターは上場前、フォーブスに対し、同社の株価は「イーロン・マスク効果」に左右されやすいと指摘した。これは、上場直後こそ株価が大きく押し上げられるものの、長期的にはマスクに起因するボラティリティにさらされるリスクを意味する。リッターは、マスクが他の株主を圧倒するほど多くの議決権を握っていることなどを理由に挙げ、「株価が大幅に下落する潜在的な下振れリスクは十分に存在する」と述べていた。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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