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2026.06.18 08:30

靴メーカーからAI企業へと転換した米オールバーズ、社名変更発表で株価が再び急騰

Gary Hershorn/Getty Images

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米国時間6月17日、かつて靴メーカーとして知られた米オールバーズ(Allbirds)の株価が再び急騰した。同社が正式な社名変更と新たなCEOの就任を発表したことがその背景にある。約2カ月前、オールバーズはAI企業へと生まれ変わるべく突然の方針転換を発表していた。

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オールバーズ株は、米東部夏時間17日午前11時40分時点で49%高の5.90ドルで取引されているが、市場開始直後からは多少上げ幅を縮小した。

オールバーズは17日、米証券取引委員会(SEC)に書類を提出し、正式に社名を「スマートバード」(Smartbird)へと変更するとともに、企業形態も現在のパブリック・ベネフィット・コーポレーション(PBC)から転換することを明らかにした。

同社はまた、新たな社長兼CEOの就任を発表した。現在は自らを「AIインフラストラクチャー・プロバイダー」と位置づけ、経営トップにはナディア・カールステンが就任した。

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17日に発表されたプレスリリースによると、カールステンはDanish Center for AI Innovation(デンマーク)でCEOを務めた経歴を持ち、以前にはアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の量子コンピューティング部門にも勤務していた。

加えて、オールバーズは転換社債などによる資金調達の枠を現在の5000万ドル(約80億円。1ドル=160円換算)から1億ドル(約160億円)へと2倍に増やすことで財務基盤の強化を目指す。この資金は「AIインフラ戦略を実行するための追加リソース」として活用する計画だという。

オールバーズは10年前に靴メーカーとして創業し、そのウール製のスニーカーがサンフランシスコのテック企業の従業員や経営幹部の間で爆発的な人気を博した。同社は2021年11月の上場後に40億ドル(約6400億円)の時価総額を記録していたが、パンデミックの間に売上高が減少に転じた。オールバーズは今年4月に突然の方針転換を発表しており、フットウェア事業のすべてをブランド管理会社に売却し、みずからを「AI計算インフラ」企業の「ニューバードAI」として再構成する方針を示した。同社の株価はこの発表後に急騰したものの、翌日には一転して暴落し、17日の発表を迎えるまで数週間にわたって下落を続けていた。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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