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2026.06.18 10:30

秋公開「watchOS 27の全貌」、Siri AIがApple Watchを真の相棒に変える

Siri AIの搭載、ハンドジェスチャー操作の充実など話題が盛りだくさんな「watchOS 27」の進化を、アップル本社の開発者にインタビューした

AIワークアウトコーチがApple Watch単体でも利用できる

watchOS 26から導入された、Apple Intelligenceによるパーソナルトレーナー機能「Workout Buddy」も進化する。最大の違いは、iPhoneが手元になくてもセルラー通信に対応するApple Watchの上で、Workout Buddyが単体で動作することだ。

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「Apple Watchとプライベートクラウドコンピューティング(PCC)の組み合わせにより、Apple Intelligenceが実力を発揮できるようにサービスの設計を改良しました。これにより、ユーザーはiPhoneを持たずにランニングに出かけても、セルラー通信に対応するApple Watchがあれば、同じようにワークアウトコーチと一緒にモチベーションを高めることができます」(クラーク氏)

Workout Buddyについて興味深いのは、ワークアウトの種類によってApple Intelligenceによる音声コーチングのアプローチが人間らしく変化する点だ。

「ユーザーが行っているワークアウトの種類に応じて、コーチが話しかける頻度についても慎重に検討しています。例えばランニングのような種目であれば、ペースの増減や距離の通過などユーザーに対してリアルタイムに伝えるべきデータが多くあります。しかし、集中力が求められるヨガのようなワークアウトでは、開始と終了時を除けば、コーチが静かにサポートする方が適切です。ワークアウトの種目、状況に応じた声かけを行うように体験をデザインしています」(クラーク氏)

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ワークアウトアプリの背景で動く機械学習のアルゴリズムをブラッシュアップ。インドアランニング(トレッドミル)は“最初の一歩”からの正確な計測に対応する
ワークアウトアプリの背景で動く機械学習のアルゴリズムをブラッシュアップ。インドアランニング(トレッドミル)は“最初の一歩”からの正確な計測に対応する

インドアランニングのワークアウトに関しても、新たな機械学習アルゴリズムにより、歩き始め・走り始めの第一歩から距離や歩数の計算がより正確になるなど、きめ細かなブラッシュアップが図られた。また、ヘルスケアアプリでのデータ同期の高速化や、心拍数の情報を視覚化する際のレスポンスも向上する。

watchOS 27は最先端のApple Intelligenceを統合しながらも、そのテクノロジーのありがたみをユーザーに押し付けることを絶対にしない。Siri AIによる文脈を考慮した対話、動的に変化するアプリグリッド、ヘルスケア機能の拡充、片手での操作体系、およびバッテリー管理といった各アップデートは「日常生活へ自然に組み込まれること」を目的としている。

これは、クラーク氏が言及した「日常生活の完璧なインテリジェント・コンパニオン」というApple Watchの方向性を示している。今年の秋には、さらに知的で温かみのあるインテリジェンスをApple Watchで体験できる日がやってくる。

なお、watchOS 27に対応する現行のApple Watchは以下のモデルになる。iOS 27を搭載したiPhoneとのペアリングが必要だ。

・Apple Watch Ultra 2 以降
・Apple Watch Series 9 以降
・Apple Watch SE 3

連載:デジタル・トレンド・ハンズオン
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編集=安井克至

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