「探す」アプリは、watchOS 26まで個別のアプリに分かれていたデバイス・持ち物・人を探す機能が、ひとつのマップ中心のインターフェースに統合され、より直感的に操作できるようになる。ディスプレイのLiquid Glassデザインも刷新され、より均一な光の屈折とコントラストの向上により、移動中の視認性が格段に高まっている。
女性の健康に寄り添う「周期機能」の新しい提案
Apple Watchの真骨頂であるヘルスケアの分野でも、「女性の健康」に関わる重要なアップデートが発表された。
これまで月経周期予測や、皮膚温センサーを用いた過去の排卵日推定、さらには妊娠サポートを提供してきた「周期記録」機能が、新たに周期記録の閉経周辺期および更年期サポートにも拡大する。
ドゥーリー氏に、この特定のライフステージに焦点を当てた理由とその医学的背景について聞いた。
「私たちはこれまでも、Apple Watchのセンシング機能を活用し、心拍数や手首皮膚温などに基づく洞察を追加してきました。また、妊娠をサポートする機能も提供してきました。すべての機能を、科学的根拠に基づくかたちで実装することも重視しています。そして今回、閉経周辺期および更年期を迎えるユーザーに対して、私たちにさらにできることがあるのではないかと考え、試行錯誤を重ねてきました」(ドゥーリー氏)
新しい周期記録機能は、記録された周期の長さが17日以上変動するなどのパターンを検知し、それが閉経周辺期に関連している可能性がある場合に通知を送る。ユーザーの対象年齢は40歳以上としている。
「ユーザーは関連する症状をヘルスケアアプリに記録できるだけでなく、すべての情報をPDFとして書き出し、医療従事者との情報共有に役立てることができます。この時期の身体には多くの変化が起こることから、ユーザーが正しい知識を参照いただけるように、科学的に検証されたナレッジを読み物として収録しています」(ドゥーリー氏)

さらにApple Fitness+には、更年期を乗り切るための筋力や回復力を養う3週間の新プログラム「Strong through Menopause(更年期を強く乗り切る)」も追加され、ソフトとハードの両面から女性の健康と生活の質(QOL)の向上をサポートする。


