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2026.06.17 16:00

「マグニフィセント7」時代の終焉、ビッグテックの新たな呼称は?

gguy - stock.adobe.com

SpaceXがIPO(新規株式公開)で調達した金額は857億ドル(約13兆7000億円)であり、過去最大の公募となった。これまで記録を保持していたサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコや、中国のEC大手アリババを上回る規模だ。同社は米国時間6月12日の時点で当初予定の750億ドル(約12兆円)を調達したが、需要の強さを受け、その後、引受銀行が当初計画より多くの株式を売り出すオプションを行使した。

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SpaceXのIPOにより、創業者でCEOのイーロン・マスクは、世界初の個人資産1兆ドルを超える「トリリオネア」となった。マスクは同社株の38%を保有しており、本格取引が行われた営業日ごとに純資産が1000億ドル(約16兆円)以上増加した。

「FAANG」(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル)という呼称は、マーケットテクニカルアナリストのボブ・ラングが考案し、CNBCのジム・クレイマーが2013年に広めたもので、人々の関心を収益に変える5つの消費者向けインターネット企業を指す言葉だった。2021年のピーク時には、この5社の合計時価総額は約7兆8000億ドル(約1250兆円)に達した。

バンク・オブ・アメリカのストラテジスト、マイケル・ハートネットは2023年に「マグニフィセント7」という呼称を考案し、アップル、アマゾン、メタ、アルファベットを残しつつ、エヌビディア、マイクロソフト、テスラを加えた。2025年までに、ハートネット自身がこのグループを「ラグニフィセント7(Lagnificent 7)」と呼ぶようになった。アップル、テスラ、アマゾン、マイクロソフトがエヌビディアとアルファベットに後れを取っていたためで、呼称が実態に合わなくなりつつあることを示す初期の兆候だった。

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マグニフィセント7の合計時価総額は現在、約22兆6000億ドル(約3620兆円)に達し、エヌビディアが5兆ドル(約801兆円)で首位に立っている。SpaceXの上場に加え、OpenAIとAnthropicのIPOが目前に迫っており、ビッグテックを凌ぐ可能性を秘めた3つの新顔が市場に登場することになる。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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