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2026.06.17 08:00

Claude、「ユーザー1人あたり売上」でChatGPTを上回る 最新レポート

Matteo Della Torre/NurPhoto via Getty Images

Matteo Della Torre/NurPhoto via Getty Images

ChatGPTは、史上最速で月間アクティブユーザー数(MAU)10億人を達成したアプリとなり、市場シェアでも首位を維持し続けている。しかし、最新のレポートでは、アンソロピックのClaudeやグーグルのGeminiといった競合がその差を縮めており、収益化などの指標ではChatGPTを凌駕し始めている現状が明らかとなった。

センサータワーが発表したレポート『State of AI』によると、ChatGPTのiOSおよびAndroid向けアプリのMAUは5月、スマートフォン向けアプリの登場からわずか3年で10億人の大台を突破した。

ChatGPTはMAUで首位を維持しているものの、同レポートによると、その市場シェアは2024年3月の81%から減少し、今年3月には初めて50%を割り込んだ。

アンソロピックのClaudeは、2026年初頭以来ユーザー数が大幅に増加しており、収益化の面でライバルを圧倒している。iOSユーザーのうち有料サブスクリプションを利用している割合は、ChatGPTが8%であるのに対し、Claudeは13%に達した。

また、Claudeはユーザー1人あたりの売上高でもChatGPTの1.5倍の額を稼ぎ出しており、ChatGPTの1.74ドルに対し、Claudeは2.76ドルとなっている。

ロシアと中国を除く大半の国々において、ChatGPTはMAUで最大を誇るが、米国、カナダ、欧州連合(EU)の大部分、日本、韓国といった主要市場では、グーグルのGeminiが最も急速に成長している。

一方で、リテンション率(新規ユーザーの維持率)はChatGPTが依然として最も高く、5月は86%を記録した。もっとも、Claudeも73.7%にまで上昇しており、その差を縮めつつある。

ChatGPTには確固たる先行者利益がある一方で、同レポートは、「ユーザーは他のAIアシスタントを試すことにも意欲的である」と指摘している。今年3月にはこれが最も顕著に表れた。アンソロピックが米政府からブラックリストに指定された後、国防総省と契約を締結したOpenAIに対する抗議行動とみられるChatGPTのアンインストール件数が急増したのだ。レポートによると、3月第2週におけるChatGPTのアンインストール件数は通常の202%増というピークを記録した。この最大の恩恵を受けたのがClaudeであり、世界市場シェアは2月の5.1%から、4月には10%へと上昇している。

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翻訳=江津拓哉

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