宇宙

2026.06.16 17:00

細い月が3惑星の間をすり抜け、天文学上の夏がやってくる 今週の夜空

三日月と惑星の共演(stock.adobe.com)

夏の到来を告げる夏至

2026年の夏至は6月21日(日)だ。北半球ではこの日を境に、天文学上の夏が始まる。南半球では季節が逆転し、冬の始まりを告げる冬至にあたる。北半球では1年で最も昼が長い1日となり、南半球では最も昼が短い1日となる。

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英イングランド・ウィルトシャー州にある先史時代の遺跡ストーンヘンジで、夏至の日の出を見守る人々。2024年6月21日撮影(Finnbarr Webster/Getty Images)
英イングランド・ウィルトシャー州にある先史時代の遺跡ストーンヘンジで、夏至の日の出を見守る人々。2024年6月21日撮影(Finnbarr Webster/Getty Images)

英イングランド・ウィルトシャー州にある先史時代の遺跡ストーンヘンジでは、6月20日の日没後から6月21日の朝にかけて、ストーンヘンジの中心から昇る夏至の日の出を見る一般参加イベントが開催され、史跡保護機関イングリッシュ・ヘリテッジによるライブ配信が行われる。

また、夏至は米ニューヨークで「マンハッタンヘンジ」と呼ばれる現象が見られる44日間のちょうど折り返しにあたる。これは、碁盤の目状に交差する大通りの東西方向に一直線に重なって夕日が沈む現象だ。

米ニューヨークのタイムズスクエアから見た、42番街に沿って沈む夕日。2024年7月11日撮影(Craig T Fruchtman/Getty Images)
米ニューヨークのタイムズスクエアから見た、42番街に沿って沈む夕日。2024年7月11日撮影(Craig T Fruchtman/Getty Images)

今週の星座:かに座

ふたご座としし座の間に位置するかに座には、とりたてて明るい星はない。しかし、英語で「蜂の巣(ビーハイブ)」の名を冠する散開星団、プレセペ星団(M44)がある。今週は、この星団が金星と大接近し(20日頃)、三日月との共演も楽しめる。

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かに座とその中心にあるプレセペ星団(M44)。フランス・セーヌ=エ=マルヌ県にて(Christophe Lehenaff/Getty Images)
かに座とその中心にあるプレセペ星団(M44)。フランス・セーヌ=エ=マルヌ県にて(Christophe Lehenaff/Getty Images)

プレセペ星団を観察するなら双眼鏡を使うのがいちばんだが、観測条件の良い晴れた暗い夜空なら、肉眼でもぼんやりとした淡い光のかたまりとして見える。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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