米国時間6月15日、イーロン・マスクの推定資産額が約1650億ドル(約26.4兆円。1ドル=160円換算)以上増加し、過去最高の1兆3000億ドル(約208兆円)に達した。世界一の大富豪としてのリードをさらに広げた形だ。歴史的な上場から週が明けたこの日、スペースXの株価が20%急騰したためである。
スペースX株価は15日、19.5%高の192ドル超で取引を終えた。12日の取引開始時に記録した19%の上昇に続く動きだ。また、テスラの株価も1.2%高とわずかに上昇している。
フォーブスの『リアルタイム・ビリオネア・リスト』によると、スペースX株の一層の急騰により、マスクの資産額はこの日1648億ドル(約26.37兆円)増加し、過去最高の1兆3000億ドル(約208兆円)に達した。彼は他の追随を許さない世界トップの大富豪として2位以下を大きく突き放している。グーグル共同創業者のラリー・ペイジ(3014億ドル[約48.22兆円])などを遥かに引き離す独走態勢だ。
マスクは合計48億株のスペースX株を保有しているほか、8.40ドルの権利行使価格が設定された3億5000万株分のストックオプションを保有しており、これらを合わせた保有比率は約38%に達する。
スペースXは同日、上場による総調達額が857億ドル(約13.71兆円)に達したことを明らかにした。当初の750億ドル(約12兆円)に加え、上場幹事会社が旺盛な投資家需要に応えるために追加で8330万株を購入したためだ。今回のIPOに対しては合計3500億ドル(約56兆円)以上の買い需要が集まったと報じられており、その内訳は個人投資家からが約1000億ドル(約16兆円)、残りの2500億ドル(約40兆円)が機関投資家からの注文だった。
先週のスペースXの上場によってマスクの持分価値は約8210億ドル(約131.36兆円)に膨らみ、彼は世界で初めて「トリリオネア(資産額が1兆ドル[約160兆円]超の大富豪)」の称号を獲得した。彼の資産額は1兆ドルの大台を軽々と突破して急上昇を続けているが、これは過去1年間で何度も繰り返されてきた物語の最新の1ページにすぎない。マスクは2025年10月に資産価値が5000億ドル(約80兆円)に達した史上初の人物となり、同12月には資産額が6000億ドル(約96兆円)を突破。そのわずか4日後には7000億ドル(約112兆円)に達していた。



