このような価格高騰への懸念を背景に、これまでiPhone一択であったユーザーの意識にも明確な変化が生じている。値上がりを機に「Android機種への乗り換えを検討する、またはすでに検討中である」と回答した人は64%に及んだ。さらに、その中の10%は価格発表前の段階から「すでに検討中」と答えている。かつてのように「iPhone以外は考えられない」と他機種を考慮せず使い続ける人は36%しかおらず、コストパフォーマンスを重視して他社機種へ目を向ける動きが広がっているのかもしれない。

日本では長らく圧倒的なブランド力を誇り、他を寄せ付けない価値を築いてきたiPhone。しかし、長引く物価高と生活防衛意識の高まりにより、高価な端末を買い続けることへの疑問が表面化している。価格高騰の波がユーザーの選択肢を広げるきっかけとなり、国内のスマートフォン市場における絶対的なシェア構造が塗り替わる契機になるかもしれない。
出典:オールコネクト「次世代iPhoneの購入意向と価格に関する意識調査」より


