リーダーシップ

2026.06.15 14:48

有害な職場を辞められないときの5つの対処法

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働く人々はいま、健全な状態とは言い難い。Monsterの「2026 State of Workplace Mental Health Report」は全年代の労働者1000人を対象に調査を実施し、仕事で苦しみながらも声を上げられない人々の実態を明らかにした。

  • 71%が「有害だと分かっている仕事にとどまったことがある」と回答した。
  • 59%が「少なくとも月1回は仕事がメンタルヘルスに悪影響を与える」と答えた。
  • 37%が「不利益なしにメンタルヘルスについて率直に話せない」と感じており、35%は声を上げたことで実際に不利益を被った経験がある。

辞めると決めても、新しい仕事が決まるまでには時間がかかる。仕事探しをすぐ始める気力が湧かないほどストレスを抱えているかもしれない。有害な職場を勢いで辞められないとき、対処するための5つの方法がある。

1. サポートシステムを構築する

うまく対処できていて、時間の使い方が生産的で、難しい状況や人物を効果的にさばいている同僚を探そう。彼らの行動を観察し、近くで過ごし、学びを得るのだ。他者に支援を求めることは、傷をなめ合ったり不満を言い合ったりすることではない。そうした行為はあなたをさらに苛立たせ、「態度に問題がある人」というレッテルを貼られかねない。最良のサポートシステムは、成果を出している人たちで構成され、あなたの仕事力を引き上げ、刺激を与えてくれるものだ。

支援者は部署の外、さらには会社の外にもいる。日中いつでも頼れる社内の強固なサポートシステムがあれば理想的だが、職場が小さかったり、あなた以上に燃え尽きている人ばかりだったりすることもある。その場合は、以前の同僚や同級生、地域のつながりにいる人たちと再び連絡を取り、電話やメッセージで気軽に励ましてもらえる応援団のネットワークを築くとよい。

2. 集団で変化を求める

理想を言えば、ストレスの原因となっていることについて、上司と交渉して具体的な軽減策を得たい。例えば、業務の一部を他の人に振り分ける、無理のある締め切りを延ばす、といったことだ。しかし、そうした交渉を試しても成果がなく、職場の問題があなた個人だけでなく他の人にも影響しているなら、集団で変化を求めてみよう。複数の人が過重労働を感じているのであれば、部署として増員を要望する(短期雇用やインターンでもよい)。

会社にERG(employee resource groups:例えばワーキングペアレンツ、退役軍人など)があるなら、各グループの責任者に相談し、自分と同じ問題を把握しているか確認しよう。彼らがすでに解決策を提案している可能性もあり、あなたもその取り組みに加われる。同じ変化を求める人が増えれば要望は強まり、焦点(および反発のリスク)があなた個人に集中するのを避けられる。

3. 上位職の味方を見つける

ERGには通常、シニアスポンサーがいる。これはリーダー層の一員で、グループに助言し、擁護する存在だ。あなたのサポートシステムには、上司と同格、あるいはそれ以上の役職のエグゼクティブが含まれていてもよい。こうした上位職の味方は、直接の権限がなくても影響力を持つため、有害な状況の改善において特に有効である。

上司に影響を及ぼせる上位職の味方は、あなたにとってのスポンサーになり、望む変化を後押ししてくれるかもしれない。会社全体の取り組みとして始められれば、特定のグループだけが名指しされることなく恩恵を受けられる。恒久的な変更ができない場合でも、状況を改善するための助言をくれたり、上司があなたを評価しないなら代わりに良い推薦をしてくれたりする可能性がある(あるいは将来的に、上司が応じない場合の職務上の推薦人になってくれるかもしれない)。

4. EAPと会社提供の支援を活用する

EAPはEmployee Assistance Program(従業員支援プログラム)の略で、従業員を支援するために一部の企業が提供する福利厚生だ。通常は電話番号やダウンロードできるアプリとして用意され、専門的な医療機関や育児・介護の支援など、さまざまなリソースにつなげてくれる。企業によっては、昼休みの講演や自己啓発ワークショップなど、ウェルネスイベントを開催している場合もある。勤務年数が長い人ほど、最新の提供内容を確認したい。雇用主は提供内容を継続的に見直しているからだ。

5. いつも「楽しみ」を自分に用意し続ける

年末までの有給休暇を洗い出し、計画を立てよう。費用を先に支払う必要はないが、魅力的な旅行先を設定できれば、期待する気持ちだけで十分な支えになることがある。毎月の単位では、友人との約束や日帰り旅行を計画して景色を変える。毎週の単位では、ジムのクラスや編み物サークルなど、予定に組み込める「自分へのご褒美」になる活動を見つける。毎日の単位では、1日をリセットする15分のルーティンをつくろう。例えば、落ち着く瞑想を聴く、温かい飲み物を入れて味わう、日記を書く。仕事の前後に自宅で行ってもよいし、可能ならオフィスでデスクから離れた静かな場所を見つけ、午後の休憩として取り入れるのが望ましい。

いまのうちに時間を確保しておけば、休憩が組み込まれるだけでなく、楽しみにできる予定も手に入る。自分を労ってリフレッシュできたら、休憩を続けつつ、仕事探しの活動も少しずつ加えていけばよい。そうすればより良い仕事の状況へ近づける。

forbes.com 原文

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