キャリア

2026.06.15 16:00

年収1600万円超の「10年前に存在しなかった」職種、AI時代に学歴より重視される能力とは

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彼は、特定のAI関連の職種を永続的なものではなく、過渡的なものと見ている。例えば、プロンプトエンジニアリングはここ2年間で多大な注目を集めてきた。しかしセネデラは、AIシステムが使いやすくなり、専門的なプロンプティングをあまり必要としなくなるにつれて、この役割は消えていく可能性があると予測している。

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「プロンプトエンジニアは過渡的な職種だ」と彼は言う。だが「遠隔医療医師はそうではない」。この区別は重要なキャリアの原則を浮き彫りにしている。一時的な技術的制約に紐づいた仕事は、その制約が解決されれば消滅する可能性があるということだ。一方で、医療や信頼、コミュニケーション、監督、戦略的意思決定といった永続的な人間のニーズに紐づいた仕事は、生き残る可能性が高い。

このレポートで最も強いメッセージは、特定の職種名ではない。AIを使いこなす能力(AIリテラシー)そのものの価値が高まっているということだ。セネデラによると、現在、AI関連スキルを必要とする求人は、米国内の求人市場において130万件あり、そのスキルを持つ労働者は平均56%の賃金プレミアムを得ている。

しかし彼は、AIリテラシーはすぐに当たり前のものとなり、将来の望ましいスキルのリストにさえ載らなくなる、と考えている。リストにない最も重要なスキルはAIリテラシーだと彼は主張する。「雇用主がAIについて研修してくれるのを待ってはいけない」とセネデラは助言する。「自ら主導権を握り、自分の役割の中でAIを活用する必要がある。それが昇進する人と解雇される人の分かれ目になるだろう」

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レポートは、大学の学位について心配する必要はないと示唆しているが、それは学位の価値が低下しているからではない。これらのポジションの多くは新しすぎて、教育機関がそれに関する正式なプログラムを作成できていないのだ。そのため雇用主は、学歴ではなく実証された能力に基づいて候補者を評価している。単なる卒業証書ではなく、ポートフォリオや実務経験、資格、サイドプロジェクト(本業とは別に取り組む個人的な活動やプロジェクト)、測定可能な成果が重視される。

これは求職者にとって心強いニュースだ。現場で通用する能力を証明できれば、高収入キャリアへの道がより柔軟になっていることを意味する。

最後に

重要なのは、今日最も注目されている職種名を暗記することに気を取られてはいけない、ということだ。10年後の仕事には、まだ名前すらないからだ。セネデラは、最も価値のある将来の仕事はまだ存在しないため、正確に予測するのは難しいと考えている。

彼は、複数の技術的な波を超えて通用する、持続的な能力を開発することを勧める。学習の俊敏性や批判的思考、コミュニケーション、判断力、創造性、そしてAIリテラシーだ。適応する力こそが、キャリアにおける最も価値あるスキルであり続ける。どのイノベーションが一時的で、どれが変革的か、そしてそれらとともにどう継続的に進化していくかを理解できる人が、成功を収めるだろう。

forbes.com 原文

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