10. ドローンオペレーター(7万1000〜10万ドル=約1130万〜1600万円)
ドローンオペレーターは、測量や検査、写真撮影、映像制作、地図作成、配送のためにドローン(無人航空機)を操縦する。軍事用途をはるかに超えて、この職種は拡大している。米国で商業運航を行うには、FAA(連邦航空局)の遠隔操縦士証明書が必要となる(日本国内では国家資格「無人航空機操縦士」に相当)。
11. AI倫理専門家(7万〜17万ドル=約1120万〜2720万円)
AI倫理専門家は、人工知能システムが責任を持って開発・使用されるよう、ポリシーとガイドラインを策定する。プライバシー、公平性、透明性、リスク管理に焦点を当てる。米国では学士号が必要とされるケースが多い。
12. AIエンジニア(14万2000ドル=約2270万円)
AIエンジニアは、大規模言語モデル(LLM)やMLアプリケーションを含むAIシステムを構築・訓練・展開する職業。ソフトウェアエンジニアリングとAI開発の橋渡し役を担う。米国では学士号が必要とされるケースが多い。
13. 最高リスニング責任者(15万1000ドル=約2410万円)
最高リスニング責任者は、複数のチャネルにわたる世論や従業員のフィードバック、ブランドの評判を監視する職業。信頼、エンゲージメント、世間からの認識を改善する方法について経営陣に助言する。米国では学士号が必要とされるケースが多い。
14. データ保護責任者(11万8000ドル=約1890万円)
データ保護責任者は、組織がEU(欧州連合)のGDPR(一般データ保護規則)をはじめとするプライバシー法を遵守し、顧客情報を保護することを保証する役割を担う。データガバナンス、リスク管理、規制遵守を監督する。米国では、最低でも学士号が必要とされるケースが多い。
15. 最高AI責任者(20万〜50万ドル以上=約3200万〜8000万円以上)
最高AI責任者は、組織全体のAI戦略・ガバナンス・実装・導入を担当する最高経営責任者(CEO)をはじめとする、「CXO」と呼ばれる経営幹部だ。AI投資のリスクを管理しながら、測定可能なビジネス価値を生み出す。米国では、最低でも学士号が必要とされるケースが多い。
新たな年収1600万円超の仕事の将来
Laddersは、これらのキャリアのいくつかは「10年前には認知された肩書きすら存在しなかった」と指摘する。他のものは限定的な形で存在していたが、組織がクラウドコンピューティングやデジタルマーケティング、AIの導入、リモートサービス提供に適応するにつれて急増した。
多くの労働者は、最新の肩書きを獲得すれば長期的な安定が保証されると考えている。セネデラはこの見方に慎重な姿勢を示す。「約20年後には、最高AI責任者という肩書きは、今日の最高デジタル責任者と同じくらい時代遅れになるだろう」と彼は言う。「AIが当たり前になれば、誰もそのツールのことは覚えていない。覚えているのは、その肩書きが本当に目指していた成果だ」


