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2026.06.16 11:30

第一印象に「顔」は関係ない、最も強く影響する4つの要素とは?

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4. 人種

重要なことに、この研究ではどのような人種や集団に属しているかが印象形成にどう影響するのかも調べられた。人種に関する知見には研究によってばらつきがあったが、全体的な傾向としては残念ながら社会的な固定観念が顔の解釈に大きな役割を果たしていることが示唆された。

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だが興味深いことに、研究者たちが恣意的な「最小のグループ」(つまり実際の社会的意味や歴史的背景を持たないグループ)を作った場合、こうした効果の多くが消えた。これは、現代においてますます明らかになりつつある事実、すなわち固定観念は生まれつき備わったものではなく、社会的に学習されるものであることを裏付けている。

人間は、さまざまな集団が何を象徴しているかという文化的情報を膨大に吸収している。時間が経つにつれ、こうした連想は自動的に行われるようになる。人は意識的に偏見を拒絶していても、一瞬で形成される第一印象には微妙な偏りが表れてしまうことがある。

これもまた、日常生活で繰り返し見られる現実だ。たとえば採用面接を行う人が、客観的な根拠が全くないにもかかわらず、文化的に形成された先入観に基づいてある応募者を無意識のうちに「プロフェッショナル」「信頼できる」などと評価することがある。同様に社交の場においても、同じ行動であっても誰がそれをしているかによって人々の解釈は往々にして異なる。

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これが第一印象が即座に感じられると同時に、不思議なほど長く残る理由の1つだ。それは単なる個人的な反応ではなく、ある意味、あなたが身を置いているより広範な文化的なストーリーの表れでもある。

この研究で明らかになった心強い点は、偏見が人の心に永久に刻み込まれた不変の本能ではないということだ。こうした思考パターンは学べるのと同様に疑問を投げかけ、修正することもできる。

そして第一印象は直感的に感じられるが、直感は必ずしも真実ではないというのがこの研究全体から得られる最も有益な教訓だろう。時として、私たちが他人の中に見ていると思っているものは、実はすでに自分の中にあるものの反映にすぎない。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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