テクノロジー

2026.06.14 15:00

iPhoneの「23%が危険」な状態、アップルが警告する重要設定の確認方法

Alina - stock.adobe.com

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スマートフォンの盗難は深刻な問題であり、たとえばロンドンなどの都市では多発している──もっとも、最近の統計を見るかぎり、少なくとも事態は改善に向かっているようだ。このたびアップルは、最新のセキュリティ保護機能をどれだけの人がすでに使っているか、そして、どれだけの人が今後それを有効にする必要があるかについて、詳しいデータを公表した。

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アップルは2024年、iPhone向けに「盗難デバイスの保護」を導入し、セキュリティを大きく高めた。同社が筆者に提供した新データによれば、英国で最新版iOSを使っているデバイスのうち、77%でこの保護機能が有効になっているという。

筆者は以前からこの機能を強く勧めており、耳を傾けてくれる人には誰彼かまわず、有効にするよう呼びかけてきた。ここ数カ月で、アップルは「盗難デバイスの保護」が最初から有効にした状態にした。これは重要な変更だ。

この機能が有効になっていれば、仮にiPhoneを盗まれても、窃盗犯がすぐに操作を行えないため、ユーザーは落ち着いて端末を「紛失」として登録できる。そして登録が済んだ瞬間から、窃盗犯は端末の重要な設定を変更できなくなる。

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その結果、窃盗犯は自分の生体認証情報をそのiPhoneに登録できず、たとえば銀行アプリに侵入される恐れも小さくなるのだ。

未設定の23%という謎

この機能はいまや最初から有効になっているのだから、77%という数字は非常に高いとはいえ、なぜ100%でないのか不思議に思えるかもしれない。筆者の考えでは、これは、過去に何らかの理由で「盗難デバイスの保護」を一度オフにしたユーザーの場合、その後は自動的に有効に戻ることはないためだろう。

つまり、英国のiPhoneユーザーの23%は、本来確保できるはずの安全性を確保できていないということだ。幸い、対処はごく簡単だ。「設定」から「プライバシーとセキュリティ」へ進み、画面を下までスクロールして一番下にある「盗難デバイスの保護」を見つけ、これを有効にすればよい。この項目は「Face IDとパスコード」の設定からもたどり着ける。

路上盗難に対するアップルの終わりなき戦い

アップルは著者に「こうした被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。また当社は、ユーザーに対するあらゆる脅威を非常に重く受け止めています」と語った。

そのうえでアップルは、これまでに講じてきたさまざまな保護策について説明した。

「アップルは、盗難を抑止するための保護機能で業界を牽引してきました。『探す』、紛失モード、盗難デバイスの保護、アクティベーションロック、そして部品単位にまで広げたアクティベーションロック(盗んだ端末を分解しても、その部品を他の端末で使えなくする仕組み)などがそれにあたります。これらは、窃盗犯がアップル製デバイスを狙う動機を最小限に抑え、仮にデバイスを盗まれても、ユーザーとそのデータを守るのに役立ちます。当社はこの分野での技術革新に力を注いでおり、アップル製デバイスを盗む動機を減らし、盗難をさらに抑え込むため、たゆまぬ努力を続けてまいります」

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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