2. リオネル・メッシ(38歳/アルゼンチン)
総収入:1億4000万ドル(約224億円)
競技収入:7000万ドル(約112億円)
競技外収入:7000万ドル(同上)
長年のライバルであるロナウドと同様、メッシも最近、推定純資産11億ドル(約1760億円)でフォーブス「世界長者番付」に名を連ねた。ロナウドやメキシコのギジェルモ・オチョアと同じく、史上最多の6度目のW杯出場となる。
アルゼンチンが前回大会の快進撃の再現と通算4度目の優勝を目指す中、6月24日に39歳の誕生日を迎えるインテル・マイアミCF(米メジャーリーグサッカー)のスターFWは、単独でも新記録の樹立に挑む。今大会で4ゴールを挙げれば、メッシはミロスラフ・クローゼ(ドイツ)の持つW杯通算得点記録(16ゴール)を塗り替えることになる。
もっとも、試合でのパフォーマンスがどうあれ、メッシが今大会のマーケティングの主役になるのは間違いない。アディダスやミケロブ・ウルトラの新CMに出演しているほか、米ホームセンター大手ロウズは高さ3mのメッシのバルーン人形を価格99ドル(約1万5800円)で販売している。
3. キリアン・エムバペ(27歳/フランス)
総収入:9500万ドル(約152億円)
競技収入:7000万ドル(約112億円)
競技外収入:2500万ドル(約40億円)
W杯出場回数はメッシより3回少ないながら、エムバペは大会通算得点ランキングでメッシにわずか1ゴール差まで迫っている。レアル・マドリード(スペイン、ラ・リーガ)の選手として出場した2025~26年シーズンのチャンピオンズリーグでも、ゴール前での決定力を見せつけて得点王を獲得した。19歳でフランス代表を2018年W杯優勝に導き、前回大会でも決勝進出を果たしたFWは、すでにサッカー界きっての商業価値の高い選手であり、今大会で再び活躍すればスポンサー契約はいっそう増えるだろう。
4. アーリング・ハーランド(25歳/ノルウェー)
総収入:8000万ドル(約128億円)
競技収入:6000万ドル(約96億円)
競技外収入:2000万ドル(約32億円)
ハーランドは昨年マンチェスター・シティ(英プレミアリーグ)と長期の契約延長を結んだが、レアル・マドリードからのアプローチは止みそうにない。レアルの会長選に立候補した再生可能エネルギー事業家のエンリケ・リケルメは先週、選出されればハーランド獲得に乗り出すと約束した。(対するマンチェスター・シティは法的措置をちらつかせている)
ノルウェーのW杯出場は1998年以来。当時まだ生まれてもいなかったハーランドは、開幕を前に「(W杯は)大きなプレッシャーだが、こういうプレッシャーは好きだ。もし自分がアーリング・ハーランド本人じゃなかったら、アーリング・ハーランドにかなりのプレッシャーをかけているところだ」と男性向けライフスタイル誌『GQ』に語っている。
5. ヴィニシウス・ジュニオール(25歳/ブラジル)
総収入:6000万ドル(約96億円)
競技収入:4000万ドル(約64億円)
競技外収入:2000万ドル(約32億円)
所属するレアル・マドリードの不振が影響しているのか、ヴィニシウスは今大会でのブラジル優勝の可能性について控えめな姿勢を貫いている。2月にスペインの人気配信者イバイ・ジャノスと対談した際にはアルゼンチン、ポルトガル、スペイン、フランスを優勝候補に挙げ、3月にもW杯史上最多となる5度の優勝を誇る自国を今回は優勝候補とみなすべきではないと改めて強調した。(米スポーツ賭博大手ファンデュエルとドラフトキングスでは、ブラジルの優勝オッズは4位と5位だ)
セレソン(ブラジル代表の愛称)が24年ぶりのW杯優勝に挑む中、ヴィニシウスは別の「ゲーム」での活躍も楽しみにしているかもしれない。ナイキの新CMに、人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のヴィニシウスのコラボスキンに気づいたファンやプレイヤーも多いのではないだろうか。


