その他

2026.06.12 10:00

スペースX、IPO価格を135ドルに正式決定 個人投資家から16兆円超の注文殺到

Careto - stock.adobe.com

書簡全文:ウォーレンがスペースXのIPOについて述べた内容

「スペースXのIPOの規模が巨大であること自体、通常の状況であれば、SECによる慎重な審査と投資家ニーズへの注意を正当化する。しかし、これは通常の状況ではない。複数の追加要因が懸念を増幅させ、IPOを延期することで投資家保護および市場の健全性という義務を果たすためのSECの行動を必要としている」。

advertisement

「同社が株式公開を認められる前に、SECは、スペースXのIPOに関与するインデックスファンドやその他の金融機関が投資家を十分に保護しているかどうかを調査しなければならない。また同社は、企業価値評価に関する開示の欠落を埋め、集中したガバナンス構造に関連するリスクと詳細が投資家にとって明確であることを確保し、この構造のもとで権利が骨抜きにされる株主に最低限の救済手段を与えるため、強制仲裁を放棄しなければならない」。

「(市場の)アナリストは、スペースXが目標とする企業価値評価の根拠となる計算について懸念を表明しており、それを『ナンセンス』、『目くらましの会計』、『まさにこの世のものとは思えない』と呼んでいる」。

「上場企業は本来、株主に対して説明責任を負うべきものだ。スペースXのIPOはこのモデルを覆し、株主が数十億ドル(数千億円)の新たな資本を提供する一方で、マスクや会社の経営陣には説明責任の仕組みがない状態になる。会社が『超議決権株式、強制仲裁、株主提案に関するより厳格な規則、テキサス州会社法を組み合わせ、スペースXのCEOイーロン・マスクおよびその他のインサイダーに支配権を与える』からだ」。

advertisement

「スペースXのIPOは新たな懸念を生む。主要な株価指数が、パッシブなインデックスファンド(一般に低コストで、個人投資家にとって魅力的になり得る投資選択肢)に投資する数百万人の投資家が、意思に反してスペースXに投資させられ、選択の余地なくスペースXの重大なリスクにさらされるような形で操作されているのではないかという懸念である」。

次ページ > スペースXはいつ上場するのか?

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事