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2026.06.12 16:00

イラン、スターリンクやXを「軍事標的」に追加 パートナー企業も含む

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イーロン・マスクが中東に保有する資産が、イラン軍による攻撃の脅威にさらされる可能性がある。イラン国営メディアが米国時間6月11日に報じた。アラブ諸国およびイスラエルにおけるスターリンクとXの事業が標的に含まれる。

米軍およびイスラエル軍によるスターリンクのインフラとXプラットフォームの使用、さらにマスクと米国政府との協力関係の疑惑が、マスクの資産を軍事標的リストに加える十分な根拠になる。国営ファルス通信は6月11日、そのように報じた(編注:X上でも同様の内容を投稿している)

ファルス通信が引用した匿名の情報筋は、米軍がマスク関連企業を利用して戦争犯罪を実行したと主張している。その中には今週、イラン南部の水インフラに行った攻撃が含まれるという。

この情報筋によると、イランは、同地域にあるマスク関連施設すべてを攻撃する権利を留保しているという。標的には、カタール、ヨルダン、アラブ首長国連邦、オマーンにあるスターリンクの地上局やスペースXのパートナー企業を含むとファルス通信は伝えた。

イラン攻撃とスペースXの関係

マスクの企業スペースXは、スターシールド計画を通じて、米軍および情報機関にとってますます重要な請負業者となっている。スターシールドは、政府・情報機関・防衛関連の顧客向けに特別に設計されたスターリンク衛星ネットワークの一種であり、地球観測、通信、ホステッドペイロード(搭載機器の提供)に重点を置いている。

ロイター通信によると、2022年のロシアによる侵攻後にウクライナが同ネットワークを広範に使用して以来、各国軍はスターリンクの導入を進めている。米国の場合は、イランとの戦闘において、スターリンクネットワークを活用して特攻ドローンを誘導している

米国政府がスペースXに直近で発注した契約の金額は、22億9000万ドル(約3664億円。1ドル=160円換算)にも上る。米軍の一部門である宇宙軍は5月、宇宙における軍事用インターネットとして機能することを目的とした低軌道衛星ネットワークの構築契約を同社に発注した。

注目は、ドナルド・トランプ大統領の次なるイラン対応だ。トランプは6月11日、「今夜、イランを非常に激しく攻撃する」とトゥルース・ソーシャルに投稿した。しかし数時間後には、合意に達したため攻撃を中止したと発表した。「署名の日時と場所は間もなく発表する」とトランプは付け加えた。

フォーブス推定によるマスクの資産評価

マスクは世界で群を抜いて最も裕福な人物であり、6月11日時点での推定資産額は7817億ドル(約125.07兆円)に上る。スペースXは6月12日に株式公開(IPO)を予定しており、これによりマスクは世界初の資産1兆ドル超えの「トリリオネア」となる見通しだ。

forbes.com 原文

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