さらに、日焼け止めの使用シーンとして「毎日の通勤・通学」(41.1%)が、「ビーチ・プール等レジャー時」(32.5%)を上回る結果となった。これはアウトドア特有のイベント用アイテムではなく、毎日の外出時に肌の健康を守るための防衛策として日焼け止めが機能していることを示すものだ。

紫外線対策を行う動機としては「肌の赤み・ヒリつき予防」(57.0%)がトップ。シミやシワといった将来的な光老化への備えよりも 、過酷な夏を乗り切るために直近で起こる「現在」の肌トラブルを回避したいというニーズが行動を後押ししている。

一方で、さらなる市場普及への課題も残されている。日焼け止めを日常的に使用しない、あるいは使用に消極的な層が挙げる二大障壁が、製品の「塗るのが面倒・手間」(38.0%)と 「ベタつくのが嫌だ」(37.2%)という使用感や利便性の問題だ。年代別に見ると、若年層ほどテクスチャのベタつきを嫌い(25〜29歳では56.0%)、40代前半のミドル層ほど手間の面倒さを最大の障壁として捉えるなど(40〜44歳では41.7%)、年代によって求めるポイントに差異が生じている。

抵抗感が薄らいだメンズUVケア市場において、さらに普及させるためには、これら年代ごとの不満やニーズを解消する製品展開やアプローチが鍵となるだろう。今後は「低刺激・快適な使用感・スキンケア効果」という共通のニーズを適切に捉えつつ、夏場のみの対策から年間を通じたシーズンレスな習慣化をいかに促していくかが、これからの市場成長を左右することになるはずだ。
出典:メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」調べ


