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2026.06.10 09:00

金・銀価格が2カ月ぶりの安値、イラン緊張と米利上げ観測で下落続く

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貴金属価格の下落は、イスラエルとイランの間で交わされた攻撃に続くものでもある。また、ドナルド・トランプ大統領は、ホルムズ海峡付近でイランが米軍のアパッチヘリコプターを撃墜したとされる事案について、米国は「対応しなければならない」と表明した。

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「金価格はさらに下落する可能性が高い」

アナリストは、米国時間6月10日に発表予定の5月のインフレデータも貴金属価格に影響を与える可能性があると指摘している。「10日に発表される5月の米インフレデータも予想を上回る内容となれば、金価格はさらに下落する可能性が高い」とコメルツバンクのアナリストは6月9日に述べている。

貴金属価格は先週末にも下落しており、米労働統計局が5月の雇用データを発表した米国時間6月5日には、銀が6%超、金が2%超の下げを記録した。雇用統計は予想を上回る内容で、5月に米国で17万2000人の非農業部門雇用が創出され、失業率は4.3%で横ばいだったとしている。TDセキュリティーズのグローバル・コモディティ戦略責任者バート・メレクは、この雇用統計により「FRBが利下げに動く気配はまったくない」状況になったと述べ、「金投資における意味合いは、金保有の『機会費用(金利を生まない資産を持つコスト)』が大幅に上昇したということだ」と指摘した。

金と銀は前年同期比では依然として大幅な上昇を維持しているものの、1月下旬に銀が120ドルを超え、金が約5600ドルの高値を付けた歴史的水準からは下落している。当時の価格上昇は、利下げ、トランプ大統領の関税政策、国際的な緊張、テクノロジー産業による銀需要の増加などの要因に支えられていた。価格は1月下旬に急落した。トランプ大統領が、他の候補者と比べて利下げに消極的とみられていたケビン・ウォーシュをFRB議長に指名したためである。貴金属価格は、原油価格が上昇する中、イラン戦争を通じて概ね下落基調にある。

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forbes.com 原文

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