多くの企業で生成AIツールの導入が進み、ビジネスの現場において標準的なインフラへと移行しつつある。しかし、「全社標準ツール」が提供する機能と、現場の具体的な業務ニーズとの間には大きな乖離が生じているようだ。
SDEパートナーズが、従業員300名以上の企業に勤務し業務で生成AIツールを利用している人を対象に実施した調査によると、全社標準ツールとしての導入率は「Microsoft Copilot」が45.3%でトップ、次いで「ChatGPT」が45.0%とほぼ同率で並ぶ結果となった。ビジネスアプリケーションに統合されたMicrosoft Copilotが標準インフラとして普及する一方で、特定のプラットフォームに依存しないChatGPTも依然として強固な支持を得ている。

しかし、注目すべきは全社標準生成AIツールの利用者のうち、実に80%以上が「機能や精度が実務レベルに達していない」と感じている点だ。さらに、70%以上の利用者が全社標準ツール以外のプラットフォームを併用しているという実態も明らかになった。





