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2026.06.15 15:00

タランティーノがハリウッドを痛烈批判、駄作とミスキャストを糾弾

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アカデミー賞受賞監督のクエンティン・タランティーノが、新たな雑誌エッセイで現代ハリウッドの映画製作の現状について歯に衣着せぬ発言をしている。

タランティーノが自身の監督作品に対して極めて厳格な基準を持っていることは広く知られているが、最終作と公言している次回作の構想を練る傍ら、小説やエッセイ、脚本の執筆に専念してきた。同氏は1992年公開の『レザボア・ドッグス』を皮切りに、数々の名作を脚本・監督してきた。以降、『パルプ・フィクション』『イングロリアス・バスターズ』『キル・ビル Vol.1/Vol.2』(注:厳密には2作で1本の作品として構成されている)、『ジャンゴ 繋がれざる者』『ヘイトフル・エイト』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を手がけてきた。

キャリアを通じてアカデミー賞に8回ノミネートされ、1994年公開の『パルプ・フィクション』(ロジャー・エイヴァリーと共同脚本)と2013年公開の『ジャンゴ 繋がれざる者』で脚本賞を受賞している。

しかし、タランティーノはハリウッドがもはや卓越性を追求していないと感じているようだ。映画・テレビドラマの情報サイト『The Playlist』によると、英国映画協会(BFI)が発行する『Sight & Sound』2026年5月号に寄せたエッセイで、タランティーノはハリウッドの現状を痛烈に批判し、こう綴っている。「欠陥、ご都合主義、観客への迎合、ミスキャストの俳優、あるいは単なる質の低い駄作(Crap)──かつてハリウッドと名乗っていた無味乾燥なソーセージ工場から出てくる新作映画は、大抵これらのせいで台無しになっている」

「最近では、映画とは何かという概念そのものに、寛容さよりも軽蔑の念を抱く傾向が強い」とタランティーノは続けた。「それも当然だ。比較してみれば、この6年間の映画の質の変化により、80年代がまるで30年代のように思えてくるのだから」

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