また、UFOは無人ドローンに違いないと考える者もいる。宇宙人の操縦士が古典的な方法でわざわざ地球まで飛んで来るのは合理的でない、という結論だ。
近年では、物理的な説明から離れ、宇宙人は異次元の存在か霊的存在、あるいは天使や悪魔との現代的遭遇なのではないか、とする説も唱えられている。
J・D・バンス米副大統領はこの説の支持者であり、最近出演したポッドキャストで「地球外生命体は悪魔が化けたものだと信じている」と述べた。
だが第3の道もある。懐疑と信奉の間にも、理論をめぐらせる余地は多分にあるのだ。
宇宙人はどこにいるのか?
地球外に生命が存在するという考えは、あり得ない話ではない。科学的に妥当な仮説である。
実際、宇宙には居住可能な惑星が数多くあるのだから。
宇宙人の存在は信じる一方でUFOの目撃には納得していない人々にとって、大きな未解決の問いがある。宇宙人はどこにいるのか、ということだ。
天文学者は空を観測し続けているが、知的生命の兆候はまだ見つかっていない。この大いなる謎は「フェルミのパラドックス」として知られる。
寂しく空虚な宇宙を説明するため、いくつもの説が提案されてきた。問題は彼らではなく私たちにあるのだという人もいる。知的な宇宙人は私たちとコミュニケーションを取りたがらず、存在を隠しているのかもしれない。
この説は環境保護や平和主義と結び付けられることが多く、「地球外生命体が訪ねてくる前に、私たち地球人は行い(そして地球)を正す必要があるのだ」と支持者は考える。
より暗い見方もある。地球外生命体は本質的に植民地主義的で破壊的かもしれず、私たちは何かに見つからずにいる幸運に恵まれているのだ、という推測だ。
地球外生命体は比較的ありふれているのかもしれないが、文明はそうではないと考える人もいる。恒星間移動は物理的に不可能だという見立てだ。


