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2026.06.12 07:00

マイクロソフトやUberが直面 AIコーディングが予算を食い尽くす

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マイクロソフトは、Windows、Microsoft 365、Outlook、Teams、Surfaceを担う同社のExperiences and Devices部門において、社内向けClaude Codeのライセンスの大半を段階的に終了しつつある。アクセスの終了は6月30日だ。パイロット運用が始まったのは12月だ。

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導入から6カ月で、同社CEOがが「一部のリポジトリではコードの約20〜30%はAIが書いている」と述べたこともあるマイクロソフトが、開発者の標準ツールをGitHub Copilot CLIへ統一していると報じられている。表向きの理由はツールチェーンの統一だが、報道ではコスト抑制に加え、6月30日がマイクロソフトの会計年度最終日である点も指摘されている。

Uber(ウーバー)は、これよりも早く、そしてより大きな衝撃で同じ壁にぶつかった。最高技術責任者(CTO)のプラビーン・ネッパリ・ナガは4月、The Informationに対し、同社が2026年に予定していたAIコーディング予算を4カ月で使い切ったと語った。報じられた彼の言葉は率直だった。必要だと見積もっていた予算は、すでに消えていたという。

AIを前面に押し出す大規模なエンジニアリング組織2社が、財務部門の誰もが予測していなかった「予算の破綻モード」に陥った。CXOが注目すべきはここだ。ツールが壊れたのではない。むしろ十分にうまく機能したため、エンジニアは使うのをやめなかった。従量課金はチームにおけるツールの普及が、そのまま「第2四半期までの予算超過」へと直結してしまう。

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「愛されるツール」が暴走コストに変わる仕組み

Claude Codeのようなエージェント型(自律的に手順を組み立てて実行する)コーディングツールは、多くの調達部門が慣れ親しんだソフトウェアとは異なる価格体系で提供される。従来のシートライセンスは固定だ。1000席を購入すれば年額コストは確定し、利用が計画を上回っても下回っても金額は変わらない。ところがトークンベースの課金は、その前提を逆転させる。請求額はツールをどれほど酷使したかに追随し、大規模なコードベースに対して何時間も動き続けるエージェントは、ときどきオートコンプリート(入力補完)を受け入れる開発者よりもはるかに多くを消費する。

報告されたUberの数字は、その複利効果がいかに急速かを示している。The Informationによると、Claude Codeの採用率は2月から3月にかけて、ナガ率いる約5000人のエンジニア組織で32%から84%に跳ね上がった。AI利用は今やエンジニアリングワークフローの深部にまで浸透し、95%のエンジニアが月次でAIツールを使用している。

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