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2026.06.06 07:00

金と銀が数カ月ぶり急落、予想上回る米雇用統計を受け

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3月下旬も金約4400ドル・銀67ドルまで急落

金と銀がこれほど大きく値を下げたのは、3月下旬以来だ。当時、金は約4400ドルの安値をつけ、銀は67ドルまで下落した。

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アナリストは当時の急落について、イラン和平交渉を巡ってイランと米国の双方から相反するシグナルが発せられたことを理由に挙げた。当時、ドナルド・トランプ大統領は、イランが紛争終結に向けた合意を「懇願している」と主張した。これがおおむね貴金属価格の下落要因となっていた。一方、イランは米国の和平提案を拒否した。

またこの3月の急落は、同月初めに金と銀が記録した高値からの急反転であった。3月初旬には金は1オンス5200ドル超となり、銀も90ドル超に急騰していた。3月の急落以前では、金と銀の価格がこれほど低かったのは1月初旬以来のことである。

米国の5月雇用は17万2000人増、予想10万5000人を大幅に上回る

6月5日朝の雇用統計は予想を上回る内容だった。5月の非農業部門雇用者数は17万2000人増となり、ファクトセットによるアナリストのコンセンサス予想10万5000人を大幅に上回った。業種別では、レジャー・接客業が7万人と最も多くの雇用を創出し、次いで政府部門が5万5000人、ヘルスケア部門が3万5000人となった。トランプは同日朝、トゥルース・ソーシャルに投稿し、「素晴らしい雇用統計」と称賛した。「株価は下がるのではなく上がるべきだ。200年間そうだった。成長はインフレを意味しない!」と述べた。

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金銀は前年比では上昇傾向、イラン紛争を通じおおむね下落している

金と銀は前年比では依然として大幅に上昇している。両貴金属は2025年後半から2026年初頭にかけて数カ月にわたり記録的な価格上昇を続けていた。両貴金属は1月末に最高値を記録し、金は5600ドル超、銀は120ドル超に達した。価格を押し上げた要因は、利下げ、国際的な混乱、トランプの関税政策、そして好調なテクノロジー産業による金属需要の増加などだ。

1月下旬、トランプがケビン・ウォーシュをFRB議長候補に指名した直後、価格は急落した。ウォーシュは他の有力候補と比べて利下げに消極的とみられていたためである。

イラン紛争を通じて貴金属価格はおおむね下落傾向にある。金と銀は原油と逆相関の動きをする傾向があり、紛争中に原油価格が急騰しているためである。

forbes.com 原文

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