リーダーシップをどう捉え、誰がどう発揮すべきか。変化するビジネス環境のなかで、管理職と若手のあいだの認識はどれほどかみ合っているのだろうか。
人材育成・組織開発を手がけるシェイクが、管理職(課長クラス)と入社3〜10年目の一般社員を対象に実施した調査が、その実態を浮かび上がらせた。
管理職と若手で逆転する理想の組織像
どんな職場で働き続けたいかを尋ねると、管理職の1位は「成果・価値を生み出し続ける職場・チーム」(26.7%)だった。対して若手のトップは「お互いに助け合ったり支え合ったりする職場・チーム」(32.8%)で、管理職で同回答を選択した割合(16.8%)とは16ポイントの開きがある。管理職の1位が若手の3位、若手の1位が管理職の3位という、ほぼ鏡のような逆転だ。

リーダーシップのイメージでは、双方とも「先頭に立ってビジョンを示しチームを導くこと」を最上位に置くなど表面上の共通点は多い。ただ3位に、管理職は「役職や権限を持ち責任ある意思決定を下すこと」(15.1%)を挙げるのに対し、若手は「自分の強みや個性を活かし周囲を感化すること」(14.0%)を選んだ。

成果・権限を軸とする視点と、関係性・個性を軸とする視点の違いが、組織の理想像のズレにそのまま重なっている。



