「採用担当者やシニアリーダーが『カジュアルな面談ならいいですよ』と言ってくれたり、面接後に「今後も連絡を取り合いましょう」と提案してくれたりしたのに、フォローアップのメールには返事が来ない。こういうとき、次はいつ連絡するのがよいのでしょうか? また、そのメールのトーンや内容は、最初の一通と変えるべきでしょうか?」
この広報・コミュニケーション担当者は、ネットワークにきちんとフォローアップしていて立派だ。多くの人は一度連絡して終わりにしてしまうが、それでは本物の関係は築けない。
誰もが忙しい。採用担当者やシニアリーダーは、さまざまな関係者と関わりながら、それぞれから何かしらの依頼を受ける厳しい仕事を担っている(たとえば採用担当者なら、採用マネジャーから候補者の紹介を求められる。シニアリーダーなら、部下からリソースや承認を求められる)。
相手の時間を尊重しつつ、しかし粘り強さと説得力も兼ね備えた形でネットワーキングすれば、採用担当者やシニアリーダーの中であなたは一歩抜きん出ることができる(そして好感も持たれやすい)。相手が「注意を向け、動く価値がある」と感じる連絡にすることが重要だ。忙しい相手とつながるための4つの方法を紹介する。
1. 内容にバリエーションを持たせる
この広報・コミュニケーション担当者がフォローアップメールに何を書いたのかは不明だが、多くの人は最初のメールの内容をただ繰り返してしまう。たとえばコーヒーチャットの可能性について2通目で「先ほどのメールのやり取り(コーヒーをご一緒する件)について、念のためご連絡します」といった具合だ。フォローアップが1回なら問題ないが、同じ文面が何度も続くと、幼い子供が何度も同じおねだりを繰り返しているように聞こえてしまう。「コーヒーはどう? コーヒーって言ったよね。コーヒーがほしい!」という具合に。
そうではなく、内容にバリエーションを持たせる。連絡は取り続け、相手の記憶に残り続けながらも、催促にはならない形にするのだ。1通目はコーヒーチャットの件を聞く。次の数通はコーヒーチャットに触れず、以前話した別の話題で近況を共有する。採用担当者に対しては、相手がどんな職種を採用しているのか把握しておくべきだ(採用担当者とのカジュアル面談で確認の質問をしたはずだ)。そうすれば、関連する候補者を紹介したり、相手の専門領域に関する市場の知見を共有したりできる。シニアリーダーに対しては、あなたが取り組んでいることや、相手が取り組むテーマに関連するアイデアを共有するとよい。



