経営・戦略

2026.06.05 12:30

マスク、スペースXは「銀河系で最も進んだ文明の一つを創造している」とIPO申請書で宣言

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核兵器のない世界は、タイプI文明への移行も加速させるだろう。

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宇宙の記録者でもあるブライアン・ハーリーは、カルダシェフの追随者たちは、レベルII文明がダイソン球のような空想的な超構造物、あるいは恒星を取り囲む衛星の網を建設し、恒星の全エネルギーを太陽系全体の植民地へ送る可能性があり、こうした恒星工学プロジェクトは銀河規模で観測可能かもしれないと提唱してきたと述べる。

「100万基の衛星コンステレーションを作ったところで、地球はタイプI文明にはならない」とハーリーは言う。「ましてや、人類がタイプII文明になることなど、なおさらない」

「タイプII文明とは、自らの恒星のエネルギー出力を利用することと結びついている」と彼は私に語った。

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「100万基の衛星、たとえ軌道上データセンターとして極めて大規模なコンステレーションであっても、その基準には桁違いに及ばない」

それでも、スペースXが地球をタイプI文明の領域を超えて押し上げるというイーロン・マスクの主張は、最初はウェブ上で公表したミッションステートメントに現れ、続いて証券取引委員会へのスペースXのIPO提出書類全体でも繰り返されたが、規制当局にとって厄介な問題を提起する可能性がある。

この主張をさらに複雑にしているのが、わずか18カ月前にメッセージングプラットフォームXに投稿されたマスク自身の発言だ。そこで彼は、人類はタイプI文明へ向かう探求の、まだ始まりにすぎないと考えていると述べていた。

「自尊心のある文明なら、少なくともカルダシェフ・スケールにおけるタイプII文明には到達すべきだ」とマスクはXに記した。

「私の意見では、私たちは現在、タイプI文明の5%未満にすぎない。約30%に到達するには、すべての砂漠地帯、または極度に乾燥した地域に太陽光パネルを設置する必要があるだろう」

デジタルマガジンを通じて多層的なカルダシェフ文明の枠組みと研究を記録してきた宇宙研究者ブライアン・ハーリーは私にこう語った。「(スペースXの)カルダシェフ・スケールに関する記述がS-1(新規公開株の登録届出書)にある以上、問題は単にその言及が科学的に正確かどうかではない」

「SECが天体物理学や思弁的未来学を直接裁定する可能性は低い」

「しかし本当の問いは、それが募集の文脈において重要性があり、裏付け可能で、投資家を誤解させるおそれがあるかどうかだ」

「SECが『それはタイプII文明ではない』と言うことはおそらくないだろう」

「むしろ『この記述は十分に裏付けられ、適切に留保が付され、投資家を誤導しない形で開示されているのか』と問うことだ」

SECが、IPO申請書類に記載されたスペースXのカルダシェフ・スケールにおけるタイプII文明の主張が投資家を誤解させる可能性があるとして、苦言を呈する可能性は、ほんのわずかでもあるのだろうか。

「はい、可能だと思う」とハーリーは私に答えた。「彼らがその記述を問題にしないのだとすれば、私は失望するだろう」

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