健康

2026.06.11 07:15

日焼け止めと猛暑が招くビタミンD欠乏。専門家が教える夏の新常識

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ビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を促し骨の形成を助ける。また免疫機能を調整する働きもある。そのためビタミンDが不足すると、骨が弱くなり、風邪をひきやすくなる。

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ビタミンDは、紫外線を浴びると体内で生成されるのだが、近年の猛暑のなかでの日光浴は危険な行為だ。それどころか、夏に外出を控える人や、日焼け止めや紫外線カット衣料で何重にも紫外線をカットする人が増えている。今の時代、どうしたら十分なビタミンDを得ることができるのだろう。

サプリメントをはじめとするウェルネス事業を展開するスピックは、インターネット調査会社に登録した20〜60代の男女1000人を対象に、夏の生活実態とビタミンDに関する調査を実施した。それによると、昨年の夏に外出を控えた人は、「よく控えた」と「ときどき控えた」をあわせて65パーセントにものぼった。年代と男女別で見ると、40代女性は79パーセント、60代女性は81パーセントも控えている。

理由は、猛暑がつらい、紫外線が気になる、熱中症が心配など。男女とも同様の理由で外出を控えているが、とくに女性にその傾向が強い。

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ビタミンDは、午前10時から午後3時の間に、夏なら半袖短パンで5〜10分ほど直射日光に当たることで必要量が生成されると言われている。もちろん、日焼け止めを塗ってしまうとビタミンDは生成されない。窓越しの日光も効果がない。10分間も強い紫外線に肌をさらせば確実に日焼けをするので、真夏にこの方法は推奨できない。

東京慈恵会医科大学の臨床検査医学講座担当教授の越智小枝氏も、「ビタミンDのために“計算して日に当たる”ということ自体、現代ではかなり難しい」と指摘している。そこで、「紫外線対策をやめる必要はありません。食事やサプリメントなども含めて、ビタミンDをどう確保するかを考える時代になっていると思います」と話す。

ビタミンDは、サケ、サバ、イワシなどの魚類やきのこ類に含まれるが、食事から十分な量を摂取するのは難しいため、サプリの併用となるわけだ。

ビタミンD不足は、始めのうちは自覚症状がないので気づきにくい。だが重症になると、疲れやすくなったり、気分が落ち込んだり、風邪をひきやすくなったりするので注意が必要だ。夏に外に出られない、または紫外線を浴びたくないという人は、食事とサプリでビタミンDを補うといいだろう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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