買物をするとき、何を頼りに決断しているだろうか。検索、レビュー、SNSなど情報の選択肢は増えたが、それだけ迷いも深くなっている。そのなかで、生成AIが信頼できる相談相手として存在感を急速に高めている。
博報堂のシンクタンクが、全国20〜69歳の男女を対象に実施した調査が、その実態を浮かび上がらせた。
口コミを超えた信頼の置き先
調査対象全体のうち、買物に生成AIを活用する「AIショッパー」はすでに4人に1人(24.6%)に達している。利用者の4割以上が週1回以上のペースで活用しており、特定のシーンに限った話ではなくなっている様子がうかがえる。

注目すべきは、その信頼度だ。買物時の情報源として生成AIの回答を信頼すると答えた人は51.7%で、ECサイトのレビュー(48.6%)、一般人によるSNSや動画サイト上のレビュー(41.5%)、ブログや個人発信の情報(38.0%)を上回った。

生成AIへの信頼度は、ECサイトのレビューや個人のSNS投稿といった口コミ類をそれぞれ上回った。企業の公式サイトや価格比較サイトには及ばないものの、見知らぬ他人の評価よりも生成AIの回答を頼りにするという感覚が、確実に広がっているようだ。
専門用語の解説や複数商品の比較、購入後のトラブル対応まで、生成AIは頼れる相手として機能している。



