学歴は「土俵に立つ」ためのもの
──どのような新卒採用のプロセスでしたか。
河越:「ボストンキャリアフォーラム」(*人財サービス事業を展開する「キャリタス」が毎年10月~11月頃にボストンのボストンコンベンションセンターで開催する就職活動イベント。 外資系含め100社以上の企業が、学生は3日間で合計8000人以上が参加している。 )を通じて選考を受けました。
通っていた学校が適性試験は免除であったので、書類選考→グループ面接→個別面接(複数回)→ディナーという順番でした。面接では、レジュメもみながら質問してくれて、アマゾンのリーダーシッププリンシパルに照らしてのフィットなどをみていたのではないでしょうか。
──学歴はどの程度影響していると感じましたか。
河越:Amazonでは、学歴そのものより人柄や考え方を見られている感覚が強かったです。
ただ一方で、大学によっては適性試験の免除などがあったので、「土俵に立つ」段階では影響しているとも感じました。
でも、書類選考の後に評価を決めるのは全然別です。むしろ今後は、AIが書類選考をする時代になるので、AIが選びやすいように、「何をやったか」「どう行動したか」などリーダーシップや思考・行動様式を伝えていくことのほうが重要になる気がします。
──今後のグローバルなトレンドとしては、学歴自体よりも、内面・それをどう表現するか、が問われることになりそうですね。日本国内に関しては移行するのにもう少し時間がかかるかもしれませんが。
河越:後から人事の方に聞いたら、「質問に対して最初に結論から話していたのが良かった」と言われました。自分では全然意識していなかったんですけど。
たぶんAmazonは、“完成された回答”よりも、リーダーシップ・プリンシプル に照らして、「この人が本当にAmazonに合うか」のフィットを見ていたんだと思います。


