高収入で経験豊富な、いわゆる優秀層の獲得は、企業にとって大きなメリットになる。ところが就職面接において、面接官の無神経な発言が彼らの志望度を低下させ、内定を辞退させていることがわかった。その多くは、企業に理由を告げずに離れていく。だがその3割ほどの人たちは、面接官の言動を、自分が利用している転職エージェントに報告していた。
共働き・子育て世代のための転職サービス「withwork」を運営するXTalent(クロスタレント)は、転職活動をしたことがある男女136人を対象に、転職活動におけるジェンダーバイアスの実態調査を行った。まず、面接や選考過程で、「性別を前提とした発言」、「家庭事情に関する質問」、「結婚・出産に関する質問」、「業務における性別役割を前提とした発言」を受けたことがあるかを尋ねた。

その結果、女性は「性別を前提とした発言」を多く受けていて、男女ともに「家庭事情に関する質問」をされたという回答も多かった。これらの発言または質問を受けたときの反応を尋ねると、「業務における性別役割を前提とした発言」を受けた33.3パーセント、「家庭事情に関する質問」を受けた23.6パーセントの女性は内定を辞退している。男性も、15.4パーセントが「家庭事情に関する質問」で内定を辞退している。



